内容説明
妖を封じる“呪禁士”のメイファは“天泉”と呼ばれる無限の霊力の持ち主。一方、彼女の相棒であり毒舌従者のシェンランは、メイファに口付けして霊力を得なければ生きていけない“夜叉”と呼ばれる存在。お互いを意識しだしたふたりは、以前のように口付けができなくなってしまう。そんなさなか、遙か西の国からシェンランの命を狙う刺客が！メイファは戦う力を得るために、指輪に封じられていた邪竜と契約するが…！？―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆん
3
今回はピーちゃんの過去話にかかわる展開が…。前回のお食事事件で、何となくシェンランに挙動不審なメイファが微笑ましい。ただ、彼女の呪禁士としての能力開花が望めないなら、何か他に身を守る方法を探した方が良いのでは？親の封じた妖の内容も知らず、ただ自分の気持ちだけで行動しちゃうのは、足を引っ張る以前の気もするし。シェンランと生きていきたいなら、まず勉強でしょうね。2013/04/03
はなぶさ
2
相変わらずヒロインはあまり役立ってないというか足を引っ張ってばかりと言うか…。シェンラン絡みの設定は後付け設定のように思えて仕方が無かった。しかしながら、彼を意識してもじもじしてしまうメイファと、そっけないように見えてそうでもないシェンランの関係は良かった。2012/12/28
かなた
1
★3。まさかの吸血鬼退治。クドラクが出るならクルースニクも出てほしかったな。シェンランのデレが本当に少しだけあるので、1巻よりは甘いと感じた。あとヴリトラの扱いが酷いと思ったんだけど、少女小説だと仕方ないのかな。なんとゆーか、シェンランとメイファの組み合わせがチートすぎて妖怪退治物語としては楽しめないので、続くならもっと恋愛色を強めていただきたいなぁ…。2013/02/11
あやつぎ
1
前作では中華風な舞台でしたが，今回は西欧風でしたね。ピーちゃんのいろいろが判って楽しかったです。ちゃんと〈食事〉にじたばたしているメイファちゃんが可愛かったですvv2013/02/01
克夢
0
あれ？これって続くのかな？続いてほしい感じはする。2013/07/22
