内容説明
『うた』を歌い、特殊な力を使う一族の少女・シトラ。彼女はいつも失敗ばかりで、『歌姫』に選ばれ王都に行った双子の姉、ローザに憧れていた。幼馴染みのライルとともに、ローザのいる王都に向かったシトラ。けれど、久しぶりに会ったローザは『グリオット』と呼ばれる、音を封じる不思議な石の実験に協力しすっかり変わってしまっていて…？大人気ファンタジーボーカルアルバム『グリオットの眠り姫』が完全書き下ろし小説でついに登場。
著者等紹介
日山尚［ヒヤマナオ］
１１月１５日生まれ。神奈川県出身（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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菊地
4
ちょっと駆け足な部分や、姉の行動があまりに周りに流されすぎてたり、少し気になるけど「うた」という題材の使い方は実に印象的だし、グリオットに篭められた言葉の演出など、随所に眼を引くところはあった。そして音楽CDをつけてあるのも、「うた」のテーマに沿ってあって、面白い売り方だと思いました。しかし８cmCDって久々に見たなぁ。2012/03/04
まさむね
2
CD、コミック、小説とグリオットの世界に足を踏み入れました。親友を失う悲しみを抱えてたった二人で旅に出るシトラとライル。彼らがさまざまな人に出会いだんだんと頼もしく成長していく姿に感動です。最期には涙が溢れ出ます2012/08/21
香月シズク
2
原作曲から漫画、小説ときました。それぞれで補完できるようにちょいちょいエピソード変えてあるようす。プロローグ部分が省略されていて驚きました。一冊にまとめるにはエピソードが多かったようで早足だったのがちょっと残念でしたが、彼女らの辿ってきた途が、抱いた想いが、それぞれの関わり方が見られて、何よりです。 読み終わって原作曲が聴きたくなり、聴いてしんみりしました。2012/03/06
もち玉
1
物語はCDアルバム＝原作の流れと同じだけれど、序盤を端折ったりどうにか１冊にまとめないといけないノベライズの作り、というところだけが残念。2012/02/12
灯花
1
原作曲からは把握や想像出来なかったアレコレを堪能しました。付録CDも魅力十分！好きな人はぜひ∀ ★★★★☆2012/02/07
