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内容説明
「本当のあたしを、見せてあげる」。極端に幽霊に憑かれやすい少年・矢薙草太が出会ったのは、巨大な刀で霊を斬るクラスメイトの陰気少女・陣宮寺アヤメと、同じ学校の先輩なのに、なぜかアヤメの祖母を名乗る陣宮寺紅葉。類まれに頑強な魂の力を見込まれた草太は、戦時中に開発された特殊人型兵器・霊式駆動器を巡る戦いに巻き込まれていく―。第1回一迅社文庫大賞・入選作家がおくる、学園心霊バトル登場。
著者等紹介
水上貴之[ミナカミタカユキ]
ゲーム業界、IT業界を経て、第1回一迅社文庫大賞に入賞、ライトノベル小説で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タカユキ
5
とりあえず説明が下手すぎて名前が誰・何を指しているのか判らないところが多く、序盤でかなり萎えた。あとはアレだ、剣を起動できるのは15秒、みたいな設定があるのに、関係無い場面で無駄に剣出すってアホですか。15秒が長すぎる時もあるし。2011/09/18
1_k
3
なんだろう、問題点が一つや二つではなく、あらゆる部分でポイントを外しまくっている印象。例えば、設定の説明の仕方やら、展開やら、悪い点は簡単に見つかる。でも、そこを逐一直していけば良くなるというレベルではない。何か根本的に間違った方向に行ってしまっている。オカルトと巨大ロボットという、出発点はそれほどおかしく無い気がするのだけれど、どこをどう間違うとこんな残念な仕上がりになるのか。不思議。よく編集さんのチェックを通過して、出版できたなと思う。2012/03/28
無銘
3
霊能ロボットバトル。展開の唐突さや思わず首をかしげたくなる設定、各キャラの描写など、正直微妙に感じる点が多かった。主人公のお人好しさや人懐っこさはあの悲惨な少年時代を考慮するとありえないレベル。そして、ヒロインよりもキャラが立ってたロリババアの外道っぷりがひどい。いくら助力を申し出たからって、操作方法を説明しないくらいならありがちだが、不適格者が乗ったら超高確率で死ぬようなロボに放り込むのはねーよ! 色々と残念な作品でした。2012/01/13
524
3
☆6、5 霊魂のエネルギーを媒介としたロボットのバトルもの。〆鯖イラストに釣られて購入したが、コレジャナイ感が半端ない。表紙の女の子が剣で霊をバッタバッタ薙ぎ倒していくのかと思ったらそんな事は全然なく、むしろ剣は使い物になってない。で、15秒ルールの設定も上手く使えてない。さらに言えば世界観の説明が超ヘタクソ。どんどん造語が出てくるのに説明が少なく、結局最後まで理解できなかった。おかげで最後のシーンも「あ、シリアスやってんなあ」くらいにしか感じられなかった。2011/09/20
水無月冬弥
3
なんだろう、このいろんな噛み合わない感じが。設定がかなり複雑すぎて、その説明もびみょーなうえにキャラが上手く噛み合っていない。うーん、1作目より酷くなっている気が。2011/09/17