内容説明
常にシエラのライバルであり続け、今は政敵の護衛のトップに立つ男―マーシャル=エイド。シエラの主・エドワルドとマーシャルの主・ジャスティンが、王位継承権を巡って争う中、それぞれを支持する貴族たちの思惑と陰謀が、シエラとマーシャルを巻き込んでいく…。殺し合わなければならないふたりの関係にも変化が生まれて―!?大人気ゲーム『クリムゾン・エンパイア』、ノベライズ第3弾が登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
朱夏
3
ヒロインは相変わらず淡白な子だなと思った。でも、そこが好き。そんなヒロインだからこそ、甘いだけじゃない恋物語ができる。ただ甘いだけじゃなく、殺せるとかなかったことにみたいな反応があるのがいい。この二人でないと築けない関係なんだな~ということを認識させられる。ヒロインよりヒーローが可愛い一冊だった。2013/08/16
菊地
3
「敵なのに愛してしまい慣れ合う」みたいな展開じゃなくて、どこまでも対等に本気で愛して本気で殺し合う、そんな二人の関係がとても輝いていた。2011/05/12
hinakoi117
3
ゲームのマーシャルイベントを見て、この作品を読むと二人の関係が解り易くなった気がする。でもこの恋は二人にしか解らないものだというのは変わらない(笑)2011/05/11
deltazulu
3
対等でありたいと思った人に惹かれて揺れて、一瞬の口づけから抑えきれなくなって……そうだよ、おかしくなるから、恋なんだよ!殺せるという基準から安心するとか、なんだこのカップル。にやにやしちゃう。2011/04/12
かみや
3
殺せるから好きになっても大丈夫、というのがすごい基準だ。2011/03/28