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内容説明
超お嬢様女子校「聖アリア女学院」の2年生で隠れオタク。それが私、与那嶺彩香。進級を機に、お嬢様らしい明るく楽しい青春を取り戻そうとオタク趣味を捨てる決意をした私は、茶華道部へ入部する。ところが部長の琴乃センパイが、いきなり部のリニューアルを宣言。新しい活動内容は…エロゲー開発!?私たち全員、乙女でお嬢様なのに、どうしよう!?ハイテンション・ガールズコメディ、ゲームスタート。
著者等紹介
御門智[ミカドサトシ]
三重県出身。1999年、株式会社エム・ツーが主催するメールゲームのゲームマスターとしてデビュー。ディレクターとして世界観構築やシナリオ制作などに携わっていたが、2005年より小説家として活動を開始。現在はコンシューマゲーム、PCゲーム、モバイルゲームのシナリオの執筆などを含む、さまざまなライティング業務にも活躍の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タカユキ
5
基本的に都合の良い才能の揃った天才集団なので、苦労といえば締め切りくらい、というのは良くも悪くもといったところ。悪くはないけど、もう少し何か山場があると良かったかなー。2011/11/06
Makos
2
可愛い女の子達がひと夏をエロゲ作りに捧げて突っ走る話。結局主人公の子は脱オタできず。話の内容としてはぶっちゃけこんなもんなので、一気に読める類のラノベかと。こんな感じの疾走感は個人的に好物。ただ、突っ走る道も山あり谷ありといった感じではなく、少し短めで平坦な一本道なので、この起伏のなさには物足りなさを感じる人もいるかも。2011/12/22
無銘
2
お嬢様女子校の部活でエロゲー作成。開発するのがエロゲーであることを除けばまっとうな青春部活動モノだった。彩香の目指せ脱オタからあれよあれよという間に部活がエロゲー作成になるUターンどころか逆方向に突き抜けた展開は愉快だった。開発自体はかなり順調に進み、大きな事件もなく終わったので盛り上がりには欠けるのが難点。イラストはおおむね良かったが暗黒卿コスプレのコレジャナイ感には吹いた。ガスマスクだろあれ…2011/12/21
1_k
2
残念、エロゲを作る部活モノってもうありますってば。ネタの意外性をとっちゃうと何も残らないようなうっすい作品なので、存在意義が……。構成も制作に到るまでが長すぎて、山場がない平坦な作り。早い段階でのタイムリミットの提示や、製作途中のハプニング、倫理的な問題が槍玉にあがるなど設定世界観を崩さない範囲でいくらでも山は作れたはず。読者としてはもう少しレベルの高いものを期待します。2011/11/09
たかすめい
1
お嬢様学校に通う主人公が脱オタをしてお嬢様になる!と言っていたらなりゆきで入った部活でエロゲを作ることになった。何を言ってるかわかんねーが(ry 設定が楽しくて、また部活のメンバー陣もキャラが立っていて読んでいて楽しい作品でした。突っ走った先が何もない荒野すぎて起伏が全然なかったのがちょっと残念ではありますが!