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内容説明
本馬千尋は幼なじみの巫女さくやの家からの帰り道、謎の男たちに追われていた金髪の少女アリシアを不注意から自転車で轢いてしまう。自分が怪我をさせたという責任感から、気を失ったアリシアを助けて一緒に追ってから逃げきる千尋。しかし翌朝、目を覚ますと体力を回復したアリシアに日本刀で脅され、ドツかれ、家を占拠されてしまう。前夜の逃走劇の最中に、千尋が自分の大切なものを奪っているとアリシアが気づいたからだった。どこへ行くにも千尋のそばを離れなくなったアリシアと、そんな千尋たちにヤキモキするさくや。二人の美少女に挟まれて贅沢な問題に頭を悩ます千尋だが、そんな彼の周囲に不可解な事件と人ならざる存在の影が見え隠れし…。学園伝奇ラブコメの決定版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
竹花 樒 - Shikimi Takehana
2
こ れ は す ご い 地 雷 だ !(褒め言葉。すげぇ……こりゃすげぇ……悉く予想の斜め上を行く展開に驚き、しかもその外しっぷりには凄まじいものがあった。けれど、展開の外しっぷりが逆に小気味いいリズム感を生み出してさえいるのだ。あまりの超展開っぷりに衆人環視の中ガクガクと椅子から転げ散るかと思ったよ。この高揚感きらいじゃないです……。「予定調和――まさに演舞。」には流石に吹かざるを得なかった。この作品で予定調和とか地の文で言われたら面白すぎて腹捻じ切れる。僕にはこの興奮の持って行き場がわからない。2009/09/25
maijar
2
キャラはテンプレとはいえ、まあまあ書けてると思うんだ、「キャラ」は。それなのにああそれなのに……簡潔に言うとこれだ。『どうしてこうなった』か。2009/09/26
humbert_2
1
ラストは素直に厨二やってるのでまだいいが、そこまでがちょっと耐えられないレベル。ヒロインも傍若無人が行き過ぎててまったく可愛くないどころか人間としても許せないレベルだし、それを許容してヒロインを受け入れていく主人公の精神構造もまったく理解出来なくて気持ち悪い。その過程も一段飛ばしで整合性に欠けるし、物語としてもアウトラインをなぞるだで核心にまったく触れないしで。なんかもやもやして終わってる。借り物だから次までは読むけどそれ読んだらこの作者はもう読まないと思う。2012/05/08
COO
1
読むのが辛いのぅ…なんだこれは…ローレシアンは読めたのだが。2009/10/30
Durandal
1
何故か読んでて恥ずかしくなる要素が多かった。そして内容は壊滅的につまらない・・・絵買いして初めて地雷踏んだと感じた。2009/10/14