内容説明
交流授業のため、全寮制男子校・志憧学園で三日間を過ごすことになったランコは、そこで「四君子」と呼ばれる男子生徒四人に出会う。かっこいい男の子がいっぱいで甘く楽しい交流授業―のはずだったのに、親友ヨルガオの突然の失踪で一変してしまい…!?一方、噂の有効利用を目的とする「噂屋」のメンバーたちは、「志憧学園に棲み、外から訪れた者を攫う怪人」の噂を追っていた…。大人気コミックが、オリジナルノベルで登場。
著者等紹介
保坂歩[ホサカアユム]
『噂屋 Another file 甘い甘い甘い交流授業』で小説デビュー。秋田県生まれ、宮城県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
U
2
トンデモ設定だけどなんともいえない重さと皮肉な展開で面白かったです。真っすぐな歪さ。やっぱりなにげなく滝太郎がすごい(笑)。蘭子ちゃんの視点、それも文章だと、また違った見え方がする。ある意味破滅的な話だなあ。2013/04/11
羽坂
1
漫画が好きなので購入。(漫画は読書メーターには載せてないがこれは小説なので載せてみた。)正直、漫画が好きだからと言う理由で買っただけだが、意外に(失礼!)内容も深いし、展開も二転三転するし、純粋に一冊の小説として楽しめた。「属性」の話も興味深い。また、文の魅せ方が上手く、読了後に最初から読み直すと「ああ、確かに・・・!」と納得。しかし、シリアスな謎解き場面で『萌え』等の単語が出るのにちょっと違和感を感じた(笑)漫画に出てくるキャラもそれなりに出るので、漫画ファンも楽しめるのではないだろうか。ただ、舞台が舞2009/09/11
エリー
0
マンガ版を知ってる人に対しても、ラノベファンに対しても、挑発的でした。ただのハーレムものでは無いです。2009/09/21
空欄@灯れ松明の火
0
原作未読。誰が原作の主人公なのか探りながら読んでしまった。(それくらい登場人物が全員個性的!)それもいわゆるひとつの「萌え要素」。…いや、それが言いたいだけだ。2009/09/08
菊地
0
原作未読。それでも気にならず読めたし、過不足は感じなかった。内容の方も「属性」に対する皮肉の利いた展開はそれなりに面白く読めたし、よくまとまっていた。2009/09/03