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内容説明
黙っていれば美少女なのに、口を開けばクトゥルー神話だの何だのクセのありすぎる話しかしないという、須弥伊緒たち中上高校第二文芸部員。彼女たちと日々を過ごす近藤寛二は、自分たちが部活動の一環で創作した神話世界が本当に生まれてしまったことを知ってしまう。しかも、面白くするためにいろんな世界の神様を連れて来られるという設定にしたばかりに、その世界が大変なことに…。
著者等紹介
宅塚かつや[ハヤズカカツヤ]
1988年4月15日東京生まれ。第2回MF文庫Jライトノベル新人賞佳作を受賞し、2006年、『悠久展望台のカイ』を刊行してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴィオラ
7
クトゥルー物!と思って読んだら、クトゥルー要素は部分的なもので、あらゆる神話が対象となった異世界物でした。…これはこれで嫌いじゃないw 文芸部から飛び出した主人公たちの第2文芸部。その活動内容が「新しい神話を作る」というもの。新しい世界を考えるのとか好きで、架空の地図とか書いた事もある身としては、もうこれだけで楽しそうな部活!と思っちゃうw もちろん、それだけで終わるわけはなく、その神話世界が実在する異世界になっている…という展開なんだけど、これが案外好物っぽい。展開次第だけど、楽しくなるといいなぁ…。2018/02/21
ソラ
7
内容(「BOOK」データベースより) 黙っていれば美少女なのに、口を開けばクトゥルー神話だの何だのクセのありすぎる話しかしないという、須弥伊緒たち中上高校第二文芸部員。彼女たちと日々を過ごす近藤寛二は、自分たちが部活動の一環で創作した神話世界が本当に生まれてしまったことを知ってしまう。しかも、面白くするためにいろんな世界の神様を連れて来られるという設定にしたばかりに、その世界が大変なことに…。 2009/06/01
チオ
2
内容を簡潔に表すとしたら、「異種神話バトルファンタジー」とでも言うべきだろうか。バトルシーンはあまり興味が持てず、軽く読み飛ばしてしまったが、ストーリーの展開自体は悪くなかった。ラストシーンは個人的には好き。2009/12/06
竹花 樒 - Shikimi Takehana
2
最近流行り感のある部屋ラノベかと思えば、中身は妄想異世界ファンタジーというなんとも予想の斜め上をいった作品だった。神話はそれほど興味ないジャンルもあって、戦闘シーンなんかは軽く読み飛ばしてしまったけれど、冒険してる段階で物語が完成されておらず部員たちの冒険に物語の結末が追いついていく展開は新鮮で面白かったかな。いろいろ気になる点はある作品だけど、その点が逆にラストの超展開を許容してしまえる曖昧さとして機能していたように思える。作品単体として見れば好きな作品でした。2009/06/05
meirokun
1
文章表現については勉強になる部分があったけど、それくらい。題名、表紙と中身のギャップが有りすぎるのは問題。2010/10/02