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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コリエル
6
激動だった…。紫苑が一度固辞してしまった『ドーナツ』をすぐに口にしてしまうように、みちるは好きになったものを掴んで離さないだろう。それはそれとして、ききの戸惑いに自分も傷付いて距離を測りかねる少女らしい繊細さもあるのだけれど。そして、ききを中心とした渦に相変わらず巻き込まれているモナがやっぱり可哀想。人を気遣うばかりで誰も彼女をケアしてくれない。2024/02/17
幸音
5
表紙の表情はどういうことだろうと思ったら作中で明かされる。みちるの憧れのリーダーが、実は当時代理で高校生の部に出場したききだったことが、ききの母に見せられたDVDで判明。「可愛い」と言われても「なんだそれ」って口にしたききに驚いた。きき自身自分のことが好きじゃないのに、誰かから好きだと言われても自信がないから腑に落ちない。ギクシャクした中、「カドリール」二次試験を終えた時に問おうとしたのに、突き放されたきき。2024/02/24
Ume
4
嫌じゃないけど理解できなくて困惑する。2024/05/07
吉野茉莉
0
みちるの想いから、紫苑の言葉がみちるに刺さり、モナがききに発破を掛ける、素晴らしい。2025/01/11
Reticle
0
前巻末でみちるが綺希への好意を自覚して始まった,新たな局面。必然的に生じる振れ幅の大きな感情のぶつけ合いから,これまでに無い "攻めた" 表情やアレゴリカルな表現が見られる。そんな自分たち自身の感情に翻弄され散り散りになりそうな羊たちを繋ぎ止めようと,羊飼いの如く奔走するのがモナ。クールな温度感を漂わせながら他者どうしの関係に踏み込むことは無かった彼女が,否応なしに踏み込むようになっている。それと共に彼女の内面が描かれ,独特なバランス感覚を持った人物像を見出せる。彼女が報われる時が,いつか来て欲しい。2024/06/29
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