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出版社内容情報
ポストメディア編集部[ポストメディアヘンシュウブ]
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1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hnzwd
16
ジャンプ系がほぼいない、でもマンガ好きなら読んでいるけどマイナー過ぎないという絶妙な布陣。10年程前の本ですが、今でも活躍されている方達ばっかり、ってのは、やはり絶妙なチョイスだったんでしょう。マンガ以外ではなかなか読めないエピソードは興味深かった。2023/12/10
阿部義彦
13
一迅社の本です。確か「バーナード嬢いわく」を出してる出版社ですよね。もちろん施川ユウキもラインナップに入ってます。15人の漫画家にインタビューしてますが、その内作品を読んでたのは、僅か五人でしたが、60に手が届きそうな文学オヤジの儂としては善戦してんじゃねえ? 面白いのは、どメージャーなビッグネーム「うしおととら」「ラブひな」「パトレーバー」は読んでなくて、ちょっとマイナー感が当時はあった「げんしけん」「勝手に改造」「もやしもん」なんかはしっかりと読んでた事です。勿論「バーナード嬢」もね!本音が満載。2019/01/20
allite510@Lamb & Wool
10
漫画家16人のインタヴュー集。人気はあってもあまりインタヴューが見当たらない人も多いので貴重かもしれない。石黒正数の「それ町」は当初2巻で終了の予定だったとか、施川ユウキは「子供の頃を思い出して描いているわけでは全然ない」とか、興味深かいコメントが少なくない。赤松健の「美少女を描くのって命がけなんですよ」とか「世界中の人をキモオタに変えたい」とかもなにやら凄みがある。そして高河ゆんの、ほぼ一人で月産200枚という多産ぶり。漫画の神に愛された天才かのよう。2019/07/07
参謀
4
自分が読んでいる漫画家が8割占めていたので読んでみました。途中で「あれ?これ読んだことあるような?」と錯覚したんですが、初出は『Febri』だったんですね。通りでいくつかは読んだことあったわけです。「からくりサーカス」が「サウンド・オブ・ミュージック」を元にしていたり、久米田の大学は松本大洋や岩明均がいたり、赤松健は他作品に影響受けまくりだとかと意外な事も知れました。ここの漫画家は一人で描いている人も多そうでした。「マンガ好きのための」と謳っているだけに集英社メインの漫画家がいないのも興味深かったです。2018/01/07
コリエル
3
マンガ家へのインタビュー集。著名な作家ながらもこの人のインタビュー記事は読んだことないなってメンツが揃っていて、なかなか興味深かった。結城心一なんて、他でインタビューされることまず無いんじゃなかろうか。弐瓶勉のデビュー前にとりあえずアメリカに渡ってみた話とか、作品からだけでは窺えないエピソードが面白かった。惜しむらくは雑誌連載で短い紙幅のインタビューだったらしく、もっと各人のインタビューを深く読んでみたかった。2019/07/17