内容説明
怪獣に破壊された都市や街、建築物、ロケ地を徹底検証。
目次
『ゴジラ』(一九五四年)の東京
『透明人間』(一九五四年)の東京
『ゴジラの逆襲』(一九五五年)の大阪
『空の大怪獣ラドン』(一九五六年)の佐世保・福岡
一九五〇年代後半の東宝特撮映画
『モスラ』(一九六一年)の東京
一九六〇年代前半の東宝特撮映画
『キングコング対ゴジラ』(一九六二年)の東京
『海底軍艦』(一九六三年)の東京・横浜
『モスラ対ゴジラ』(一九六四年)の東海〔ほか〕
著者等紹介
野村宏平[ノムラコウヘイ]
1957年東京都生まれ。早稲田大学文学部中退。ミステリ&特撮研究家。1992~2002年に勁文社の特撮専門誌『ゴジラマガジン』の編集に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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keroppi
67
タイトルは「ゴジラと東京」だが、50年代、60年代の特撮映画に登場する都市風景(東京だけではない)を綴っている。「ガス人間第1号」も「海底軍艦」もある。さらに、テレビ特撮番組や東宝以外の特撮映画にまで話は及ぶ。実に盛り沢山。最後には、建築物のリストまで。今はなき建築物も多くて寂しい。写真や地図も多く掲載されていて、この本持って散歩するのもいいかも。ちなみに、第1作のゴジラのルートは、はとバスのルートに似ているとか。2019/11/13
doremi
2
映像ソフトのオーディオコメンタリーが文字になった感じ。ゴジラのコースが、"東京大空襲と同じ"論を否定しています。映画から切り出した画像が、もっとあると良かったのですが。 2015年 C0076 \2100. 20142015/12/29