内容説明
カシュヴァーンの誕生日に盛り上がるライセン屋敷。『好き』のプレゼントを要求する暴君夫にアリシアの「おなかが痛い」も最高潮!!しかし、幸せなひとときは甲胄の使者が訪れて一転、なんとライセン夫婦は国王陛下より緊急招集を受けたのだ。めくるめく伏魔殿の王宮にアリシアは興味津々だが、そこにジスカルド侯爵や傭兵バルロイも召集されており、カシュヴァーンたちは激しく牽制し合う。さらには「図書館の幽霊」と呼ばれる“怪物ゼオ”の登場で歯車は狂い始めて―!?アリシア大活躍、混迷の第6弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
梅みかん
12
ゼオルディス登場。清々しいくらい危ないし、怖いし、性格悪いしの悪役。 アリシアの似てるということは、違うということっていう趣旨の台詞が響いた。カシュヴァーンが少しずつトラウマを乗り越えて進んでることに伴い、二人の関係も気持ちも深まってる。2020/02/19
りう@ハンドメイド製作中♪
8
いっぱい溜めていた「好き」を伝えたアリシアが可愛かった‼︎2015/02/07
晴久
7
かなり嫌な奴なゼオ様、好きになれるか不安な初登場でした。同じく悪役だったジスカルド様の事は結構好きになってしまったし、そのうち慣れるのかもしれませんね。アリシア達の恋愛模様も進展したし、続きが楽しみです。オーデル侯爵夫妻が上手くいくことを願います。2017/06/24
なほまる
5
2人のトンチンカンな温度差が持ち味なので多少の嫌な奴は全然問題ないのだけど、今回のはちょっと程度が悪すぎるというか。何だか生理的に受け付けないレベルの嫌な奴。この先ギャフンといわせるはず!とは思うけど、それまで付き合うのかと思うだけでちょっと気が重い。2017/05/13
梅みかん
3
似ているは、違うということ。ジスカルドとバルロイの仲を丸く納めたことといい、アリシアはたまに機転がきいて、鋭い。カシュバーンとアリシアのいちゃいちゃ度が上がってて楽しい。2014/03/25