内容説明
最愛のメリルと湖畔の家に住んで十年以上。竜属の時を生きるようになったスウェナは結婚した頃の姿のまま、長くて甘い新婚生活を送っていた。子供たち二人もすくすく育ち、倖せを絵に描いたような毎日。そこに異変をもたらしたのは、故郷からスウェナを頼ってきた妹のマリサと、“悪辣な竜に囚われた姫君”の噂を信じ、ヤル気満々でスウェナを救いにきた自称勇者の優男・ルスランだった。魔属と人と、それを繋ぐものたちの想いは交わり、そして―!?大人気シリーズ第三弾は、新旧の恋の坩堝。
著者等紹介
渡海奈穂[ワタルミナホ]
3月16日生まれ。埼玉出身・東京在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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透馬なごみ
4
騒がしさが増したのは子供たちのおかげかな?と思いつつも、きっとメリル兄も一つの原因なはず。今回は夫婦の成長とかよりも子供たちの成長が印象強い。あとメリルとスウェナが出会ったあの時期から数十年経ってるので国の在り方とかも変わっていて印象が残ってる。表紙に子供たちのイラストをみたいとちょっと思ってます。スウェナの村の人たちに言われた言葉も仕方ないで受け入れているシーンは考えさせられたかな。2015/05/05
のんたん
4
ゆかいな脱力キャラ登場。子どもが二人になっても、ラブラブな新婚さんのようなカップルもいい。面白いシリーズ。2015/03/22
ひのと
3
すごいオチでおわった…続きを読もうかどうか悩む。けっこうイイカンジで終わったからな~。個人的に泣けばどうにかなると思うような子供が苦手なので(子供は泣くのがお仕事なのも判ってます!)フィーナの流れがちょっと読むのが辛かった。うーん…続き迷うなあ…2012/09/28
えさこ
2
なんでこんなおトボケキャラが…と思ったけど、正体にびっくり!なラスト。耽美に生きる兄竜は苦手だった。2012/09/21
asaki
1
★★★☆2009/06/08