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内容説明
居候中の「神」ミミのおかげで賑やかな日常を送る和葉。ある日和葉のクラスに謎の美少年が転校してきた。なんと彼は護神器を持つ古代人であり、マツロイの剣を「裏切の刃」と呼び和葉に襲いかかってきた!一方、やっと自分の「同胞」に会えたことを素直に喜び浮かれるミミに、和葉は苛立ちを隠せない。明樹と莉奈が見守る中、すれ違う和葉とミミは、やがて町の存亡に関わる畏るべき計画に飲み込まれてゆく―!!ファンタジック浪漫完結編。
著者等紹介
田代裕彦[タシロヒロヒコ]
神奈川県出身、埼玉県在住。第3回富士見ヤングミステリー大賞・大賞受賞作『平井骸惚此中ニ有リ』(富士見ミステリー文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
schizophonic
1
しっかり完結はしているものの、いまひとつ主人公たちの心境が唐突に変化している感じがしてしまい、最後の方は、なんのために戦ってるのか共感しづらく、やはり、もう少し長くかけて書くべきお話だったのだろうなという気がします。正直、やっぱりミステリ色がないのはさびしく、もう少し長く続けば、1巻目のようなミステリが書かれたのではないかと思うと惜しい。2013/10/02
REV
0
とりあえず、決着がついたのが凄い。このあと、一巻分くらい日常を見たいのだが。2009/11/20
wakatsuk
0
すごくこじんまりと終了。ミステリに比べると精彩を欠くというか、田代さんらしさというか、魅力というかがあまり感じられない作品だったのが残念。ザンヤルマとつい比べてしまうこちらも悪いんだろうけど。2009/04/10
海老庵
0
もっと面白くなる要素は揃ってただけに残念。2巻に濃縮して上手くまとめた訳ではなくてやっぱり打ち切り臭が漂う。2009/03/03
永山祐介
0
駆け足感はどうしても否めないかなあ。とりあえず、主軸となってる部分にだけは決着をつけた、という感じ。なので本来ならばもうちょっと物語に絡んだのではないかと思われる、幼馴染とか同級生とかのラブ分が薄いよっ。2009/03/01