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内容説明
ラアルゴンの緋き獅子、ル・バラバ・ドム。彼は、奸臣ワングの牛耳る宮廷にありながら、次第にその頭角を現しつつあった―。彼に惚れ込み麾下に参じたシア・ハス、皇女アザリンとの刹那の出会い…そして、生涯のライバルとなる男との宿命の邂逅が、今ここに綴られる!!“宇宙一の漢”タイラーの出現をラアルゴン側から描いたスペシャルストーリーがここに登場!ドリーム・チームの撃墜王コジロー・サカイが主役の特別短編も収録したファン待望の一作。
著者等紹介
吉岡平[ヨシオカヒトシ]
1960年岡山県笠岡市生まれ。『宇宙一の無責任男』(富士見ファンタジア文庫)をはじめ、多くの人気シリーズを持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
4
一つのことに集中すれば、それまで他のことに対して割いていたリソースは低減せざるを得ない。例え直接的な敵対行動にはならなくても、そのための下準備は進めることができる。後から考えれば悪手であるとわかることであっても、頭に血が上っている状況ではそれを判断するのは難しい。2016/05/27
Humbaba
2
タイラーとドムとの戦いを,ラアルゴン側から描いた作品.タイラーは味方からも疎まれながら,それでも多大なる専科をあげながら逃げ回っていた.それは,ラアルゴンにとっては損害であるため,さらに追われることになっていく.2010/08/21
Humbaba
1
平時においては何よりも重要な価値を持つ人の命が,戦時下においてはいとも簡単になくなってしまう.自分の判断の失敗によって自分ではなくて他人に被害を与えてしまった時,そこから立ち上がるのはそれほど簡単なことではない.2011/12/28
Humbaba
1
人との出会いというものは,一種の運命である.もしも出会っていなかったら,今とは全く違った人生を送っていたはずである.それは楽かもしれないが,おそらくつまらないものにしかならなかっただろう.2011/10/29
まるー1
1
面白くないわけではないが、なんで今更という感じ。懐古主義ではないが、富士見のタイラーが純粋に面白かったな〜。 2009/04/23