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内容説明
霊機の大群を何とか退けたものの、三瀧高校の生徒達は疲弊していた。傷ついた五十鈴の穴埋めに副監督生代理に選ばれた佑鹿だが、霊機を指揮していたのが榛名であったことを教師陣に問い詰められ、学校全体が今後の作戦に頭を悩ませる。学校のため、佑鹿のため、自分のことも顧みず動き回る五十鈴と、佑鹿に守られ一向に立ち直る気配のない雪風。対照的な二人を見かねた野分は、ついに自分の感情を雪風にぶつけるが―!恋心爆発、満身創痍の第6巻。
著者等紹介
築地俊彦[ツキジトシヒコ]
元TRPG、メイルゲーム製作会社勤務。現専業作家。メジャーデビューは「ガルハド戦記」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真林
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未だ閉じこもったままの雪風。模擬戦とはいえ、仲間の危機的状況でもそれは変わらず。残る一冊、最終巻まで続くようです。しかしこのシリーズ、弥栄の声と共に仲間を送り出すシーンが素晴らしいですね。日常から戦場へと切り替わる儀礼としての崇高さが感じられます。今回は最後の決戦へ、ということで感動も一際大きいものに。2015/01/26
しゅう
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読了。次巻で完結するだけに、最後の出陣のシーンは、感慨深いものがある。2013/05/04
ちゃか
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刀の問題は、今まで気づかなかったのか…? とか思いましたけど。並べてみて初めて見えたんですかね。最後の、出陣のシーンが良かった。「分かっているのは、それでも弥栄が途切れることはないということ」。こういう描写はずるいよなぁ。2012/01/27
ひかど
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少しハーレム展開になってきたが、築地先生はこういった内容になると作品が面白くなると思います。ヒロインの雪風が未だに苦悩から脱却できずにいるので、五十鈴が存在感をさらにだしてきて◎。2010/06/03
猫殿宰相
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ラストの出陣シーンはそれまでの経過もあるからちょっとうるっときたなぁ。2009/08/18