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内容説明
年が明けて一月。階段部では三年生の九重と刈谷の引退を控え、次期部長を選ぶ部員総当りの階段レースが行われることになった。天ヶ崎と三枝は己の理想を追い求めるために、井筒は最高のシチュエーションで九重に想いを伝えるために、そして幸宏は自分の強さを確かめるために―。皆、それぞれの想いを胸に練習に没頭していく。はたして次期部長の座を勝ち取るのは誰なのか!?駆け上がれ、さすれば与えられん。暴走する青春グラフィティ第9弾。
著者等紹介
櫂末高彰[カイマタカアキ]
1977年生まれ。兼業作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そのぼん
21
お正月に次期部長を選ぶ件等、イベント盛りだくさんでした。次はどうなるんでしょうか。2013/02/26
星野流人
11
年が明け、いよいよ突入する部長戦編。引っ張るのかと思いきや、部長戦自体はわりかし呆気なく終了。しかしそれと同時に進行していた井筒の恋物語も一つの決着を見て、なかなかにおもしろいエピソードだったと思う。小躍りするピエロ井筒おもしろい。あと、ホワイトボードに皆が近況を書き込むシーンは良かったなあ。 そして幸宏と刈谷の、今後の展開にも期待。果たして幸宏はこれからどうなる……? ベストイラストは、251頁の三島と御神楽。 7/10点2012/12/06
本気・・・
6
部長を決める部長戦、この巻は階段を走る描写が多かった。 そして、最後の主題は主人公と刈谷の持ってる衝動に。どう決着を着けるのか…2014/01/01
Hail2U
5
部長戦……いい響きだ。年功序列なんてクソ食らえ、部内で一番早い奴が一番偉い、すなわち部長なのだ。シンプルでいい。今回は部員同士の総当たり戦。今まで描写がされなかった部内対抗、しかも本気のバトルが読めたのが嬉しい。全員のハイレベルな攻防が非常に熱かった。9/10点 Vターンや壁走り、ダンシングステップの連発は詠んでて楽しい。ただ、三枝の扱いが可哀想だな。ラインメーカーって派手じゃないからあんま目立ってない。まああいつは可愛い彼女ゲットしたし、この扱いに甘んじてもらうしかない。2014/01/09
山田
5
再読。年があけ、部長戦に突入します。天ヶ崎が「神庭を追い出す事になるかも」ってサラっと怖いことを言ってました。64点2013/12/11