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内容説明
宮本伊織はピンチを迎えていた。同じクラスの女子、牧島さつきが遊びに来ているというのに、上の階が気になって仕方がないのである。なんとかさつきを帰した伊織だが、彼が開けた二階のクローゼットには、猿轡をかまされた、ビスクドールのような美少女が拘束されていた!「クリスはウォーライクなの」突然始まったクリスとの共同生活、巻き込まれる謎の死闘…。この少女は一体何者なのか!?二人の奇妙な絆が辿る、ミステリアスアクション。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
9
叔父と暮らしながらもほぼ一人暮らしなぶっきらぼうな少年が、妖精と名乗る謎の少女に出会い始まる物語。―――静止した世界、血を交わす接吻から始まる戦い。 強大な力に振り回されながら戦う異能バトルであり、少女に振り回されながらも命がけで戦う、どこかノスタルジックな香りもあるあの時代だからこその面白さがある物語である。始まったばかりの戦いの中に父親の影を探して。果たして少年の戦いはこれからどんな妖精と戦うのか。この戦いの中にどんな真実が隠れていると言うのだろうか。 次巻も須らく期待であるべし。2022/08/17
た〜
6
突端から幼女虐待プレーに走る主人公(笑2012/11/11
水無月@更新停滞気味
6
食べ物の描写が美味しそう。ヒロインは大食らいで一般常識がすこんと抜けてる…というより物心ついてない?幼女。こういうタイプにはイライラすることもあるけど、このヒロインはひたすら可愛かった。そのあたり作者は上手いと思う。伊織になついてるのがすごい可愛いし。…まぁ、キスはスルーしたけど、『伊織はこのままクリスといっしょに風呂に入ることにした』私:「!?」『泣き続けるクリスをバスタブに放り込んで先に風呂から上がった』「!!?」『クリスと一緒にベッドに横になった』「…。」…うん、なんの問題もないよ!幼女だから!2011/04/09
higurashi
6
主人公の伊織くんがクリティカルヒットです。黒髪で眼鏡でツンデレとか。クリスも可愛いなー。二人のやりとりにほのぼのします。ロリコンとかじゃなくて純粋にお兄ちゃんって感じ。イラストではクリスが10歳に見えないけど、可愛いから当然OKです。2011/01/13
gentleyellow
5
1~3まで読んだ。10年前のシリーズだが、それにしても古さを感じざるを得ない。やれやれ無感動系主人公。見目はいいがわがままな幼女が転がり込んでくる。夜の世界の秘密の戦いをする。あー、書いててわかった、これシャナの設定からキャラクターが変わってる形だよねつまりゼロ年最初だ。そしてキャラクターの魅力とかいう要素嬉野先生たぶん苦手かなあ。設定周りには良質さを感じるし、主人公の苦労を他人事と笑える年代ならあるいは。俺はもう実際の幼女を知ってる身で、妖精たちの振る舞いが子供らしさじゃなくてただの悪事に見えちゃう。2017/11/08