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内容説明
兄さまが営む「謝々飯店」は暗殺中華だの殺人料理屋だの商店街中から罵られ大変。僕の人脈を使わなければどうなっていたことか。暗殺者として育てられたとは思えない人の良い兄さまは、僕の手助けがないとダメなのだ。「兄さまに仇なす人には骨が反り返って内臓をくし刺しにする毒を…」って、椿姫ちゃんそんなことやってて大丈夫?あの竜骨寺兄妹の「謝々飯店」を舞台に凶華様から生物兵器まで入り乱れて繰り広げる宴の数々。人気の番外そのさん登場。
著者等紹介
日日日[アキラ]
1986年生まれ。高校在学中に第6回「えんため大賞」佳作受賞。その他、第8回角川学園小説大賞、優秀賞など4つの新人賞で受賞を果たし一躍注目される。期待の新鋭作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
16
狂乱短編集その3。今巻は優歌の友人・竜骨寺椿姫兄妹の『謝々飯店』特集。「謝々!暗殺中華!」「雨宿りデカメロン」「チクタクワニに気をつけろ♪」「サクラチラリズム」の4話。謝々飯店を舞台にして心が温まる系家族モノの話が多かった今回。『宴』で狂乱するこのシリーズでは珍しく大人しめの話が集まったなw今巻は9巻“優月姉妹喧嘩”の後と言う事で、黒優歌化が進み始めてるなぁwまぁ黒優歌も結構好きだからいいけどw番外はメインキャラのサブエピソードじゃなくてサブキャラのメインエピソードで攻めてくるんだねw→2014/02/02
雨ヨ@感想後まわし;
6
うんw私も黒優歌ちゃんいいと思うんだwwなんか家族してたなぁって思う。皆守りたいものをまもるため戦ってるんだなぁとじんわりしたり。2011/05/03
†漆黒ノ堕天使むきめい†
5
謝謝飯店のお話巻。本編ではちょろりと出てくる程度でしたが、こっちのお話も面白いですね。ブラコンの妹とかツンデレの同居人とか素晴らしいではないですか。2016/07/28
ソラ
5
*兄さまが営む「謝々飯店」は暗殺中華だの殺人料理屋だの商店街中から罵られ大変。僕の人脈を使わなければどうなっていたことか。暗殺者として育てられたとは思えない人の良い兄さまは、僕の手助けがないとダメなのだ。「兄さまに仇なす人には骨が反り返って内臓をくし刺しにする毒を…」って、椿姫ちゃんそんなことやってて大丈夫?あの竜骨寺兄妹の「謝々飯店」を舞台に凶華様から生物兵器まで入り乱れて繰り広げる宴の数々。2010/10/14
日奈月 侑子
5
再読です。確かに何だかんだと渡陰木さん短編集に皆勤賞で改めて笑ってしまいました。言われてみればそうだ…(笑) 実は意外と嫌いじゃない椿姫ちゃんや柊雨です。 そして髑髏の手錠云々に関してはシリーズ全部読んだ後に改めて読むと「ああ、このアイテムは…」と思い当たる節があって新たな発見でした。 あと、マンティs…じゃなかった、デカメロンの赤ちゃんが可愛くて吃驚します。まあ虫っぽいからリアルに見たら自分も吃驚しそうですが、確かに可愛い…。デカメロンの証歩に対する言葉やツンデレ発揮に思わずきゅんとしてしまいました。