戦争のリアル―Disputationes PAX JAPONICA

戦争のリアル―Disputationes PAX JAPONICA

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  • サイズ B6判/ページ数 333p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757741447
  • NDC分類 391.04
  • Cコード C0095

内容説明

いま、日本に必要な『戦争のリアリティ』とは何か?各界を震憾させる衝撃の問題作。戦争を描き続けた男と戦争を語り続けてきた男が、“戦争の本質”に迫る。

目次

第1章 敗戦のトラウマと日本のアニメ―総論として
第2章 イラクで何が起こっていたのか?―光学サイトから読みとる裏の事情
第3章 かっこいい自衛隊を目指して―勝てそうな携行兵器
第4章 押井的次期戦闘機導入計画?スホーイサイコー!?
第5章 日本海防衛構想―地域限定海軍vs.漁船ワラワラ戦術
第6章 戦争を語るのは誰なのか?―妄想と現実の間で

著者等紹介

押井守[オシイマモル]
1951年生まれ。東京都出身。映画監督。小説家。東京学芸大学卒業後、ラジオディレクターを経て、77年にタツノコプロダクションに入社。TVアニメ『一発貫太くん』で演出デビュー。80年にスタジオぴえろに移籍し、84年『うる星やつら ビューティフル・ドリーマー』で映像作家として注目を集める。同年スタジオぴえろを退社し、以後フリー

岡部いさく[オカベイサク]
1954年生まれ。埼玉県出身。軍事評論家。学習院大学卒業後、航空雑誌『月刊エアワールド』編集者、艦艇雑誌『月刊シーパワー』編集長を経て、フリー。艦艇や軍用機などの開発史や技術に造詣が深く、また海外も含めた数多くの取材に基づいた軍事批評で、雑誌やテレビなどで軍事解説者としても活躍。最近はアニメーションの設定協力なども手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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harass

47
挫折。映画監督押井守と軍事評論家岡部いさくの対談。押井の軍オタぐあいとその饒舌ぶりに驚愕するが途中でもういいと感じた。兵器の話を立て続けにバラバラと語られてもだからどうしたと言いたくなる。自分も軍オタだがそういう会話とかはもう卒業してるし、そこからプラスの何かが無いので、延々と細かい話を聞かされてもうんざりしてしまった。酒を呑みながら横で聞く分には面白いかもしれないが文字で読むほどではない。2016/08/09

ウラー

2
押井守の軽空母&ハリアー推しがとにかく印象に残る。小銃から軍艦までどの兵器に関する意見でも、押井の考えには一貫性があり、二つの原則が読み取れる。第一、兵器はそれを使う兵士に似合うものでなければならないこと。これは映画監督の職業病に違いない。第二、常に具体的な状況を想定していること。これも仕事ゆえだろう。兵器が使われる映像を想像して考えている。なんとなく世界標準の装備を揃える傾向にある防衛省とは真逆だ。第三、兵士に勝てそうだという気分にさせるカッコいい兵器が必要だということ(ただし、実用性は別問題)。2020/01/12

肉欲棒太郎

2
89式小銃から始まって軽空母で終わるという、ひたすら各論についての語りに徹することで「戦争のリアル」を導き出すという企画は面白いんだが、ちょっとマニアック過ぎて今の自分には消化しきれず。研鑽を積んで出直してきます。それにしても、「戦争というのは、とにかく人類最大のイベントであり、人間の歴史そのものでもあり、誤解を恐れずに言うなら、これほど面白いものはないわけですが」などと語る押井守は、もはや戦争キチガイという他ないw2017/06/04

いい日

1
7時間で読了。2011/03/14

ジョイフル

0
押井さんの本は好きなのだけど、正直これはついていけなかった。 軍事マニアでないと理解するのは難しそう。2016/11/14

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