わが骨を動かす者へ―1611年のシェイクスピア〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 335p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757739383
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

世界的文豪ウィリアム・シェイクスピアの謎をめぐる、極上のミステリー!

マイケル・グルーバー[マイケルグルーバー]
著・文・その他

内容説明

秋口にさしかかった静かな湖畔の別荘で、知的財産権を専門とする弁護士ジェイク・ミシュキンは、死を待ち受けていた。何世紀も昔の、古色蒼然とした“手紙”のせいで。きっかけは、高名なシェイクスピア学者バルストロードの依頼だった。彼はこう言った―17世紀英国の、ある無名の兵士が妻に宛てた書簡をたまたま手に入れた。しかし手紙は、途方もない価値を持つ秘密を語っている。それを守ってほしい…。数日後、椅子に縛られ、無慙に拷問された学者の遺体が発見される。ジェイクにも、死の影は冷然と迫っていた。1611年に突然、隠遁した文豪シェイクスピア。その不可思議な沈黙にいたるまでの、序曲のような1年を追う。該博な資料と巧みな筆致で描く本格シェイクスピア・サスペンス。

著者等紹介

グルーバー,マイケル[グルーバー,マイケル][Gruber,Michael]
元海洋学者、連邦政府職員、レストランのコックなどの職歴を持つ実力派作家。その多彩な経験によって培われた観察眼と知識は、該博にして人間の深部を抉る、重厚な氏の作品に存分に活かされている。民俗学、歴史学と、現代の闇を凝視するハードなサスペンスを織り合せる巧みな筆致によって、アメリカ屈指のミステリ作家となった。最近はファンタジー文学にも挑戦。現在はシアトル在住

富永和子[トミナガカズコ]
英米文学翻訳家。獨協大学英語学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

viola

4
まだ途中なんですけど・・・今の段階ではイマイチ。シェイクスピアに関する言及が不自然でいちいち引っかかります。いやいや、大して知らないはずの登場人物なのに、そこまでスラスラ言えたら不自然でしょ!と。説明的な台詞が多い・・無理がある・・。 シェイクスピアのミステリーでなければ絶対途中で読むのを止めています。今の段階だと『シェイクスピア・ミステリー』のほうがまだ面白い。でも、これ書いたのベストセラー小説家らしいですよね。下巻は面白いのかなぁ・・・不満点がかなり多いですが、一応読んでおきます、シェイクスピアだし。2011/03/28

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