ファミ通文庫 マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス〈１〉朧月の衛士

吉宗 鋼紀【著】

エンターブレイン（2008/01発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 296p／高さ 15cm
• 商品コード 9784757739208
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

二〇〇一年一月。三〇年近くに及ぶ地球外生命体ＢＥＴＡとの戦いで、世界は滅亡の危機を迎えている。国内に多数のＢＥＴＡを抱え苦境に立たされた日本帝国軍は、戦況を打開するため対ＢＥＴＡ戦の要である人型兵器・戦術機の新型開発が急務となっていた。そんな状況下、日本帝国の命運を懸けた特別任務が篁唯衣中尉へ下される―！大人気ＰＣゲーム『マブラヴ　オルタネイティヴ』からスピンアウトしたオリジナルストーリー・待望の第１巻登場。

著者等紹介

吉宗鋼紀［ヨシムネコウキ］
ＰＣゲームメーカー・アージュの代表。『君が望む永遠』、『マブラヴ』シリーズの企画原案を担当。『マブラヴ　オルタネイティヴ』ではシナリオやサブキャラ、戦術機などのデザインも手掛けている。『トータル・イクリプス』のメカデザインも同氏の手によるものである（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[mitei]

まずは顔合わせって感じの導入部分だった。結構なスリルを小説でも再現されていてスピンオフとは思えない。

2011/10/28

[じお]

★★★☆☆　感想埋めの為再読。マブラヴオルタのスピンオフストーリー、アニメ化、ゲーム化している作品。この原作は未完、アニメはオリジナル、ゲームは本来原作（つまり今作）の続きで本来のストーリー、とややこしい感じになっている。今作の感想としてはとかく設定語りが多い、といっても原作オルタを考えればかなり読みやすく、またBETAが全然出ないのでグロやハードなシーンもなく、優秀だが精神的に未熟な青年が主人公のオーソドックスなロボット小説として楽しめる、これで完結していればなー。

2021/04/12

[マコト]

シュヴァルツェスマーケンから入ったので、BETAと戦わない戦術機の戦い（というかテスト）は、のんびりしてるなぁとどうしても思ってしまいますね。後半、戦術機思想の違いが書かれているシーンはちょっと燃えます。

2016/11/10

[Humbaba]

例え自分が敵視されることになったとしても、それによって目的が達成できるならばそれでもよい。自分の中の優先順位が明確に定まっているからこそ、そのような判断も可能になる。自分を犠牲にしてでも達成したい目的がある。何の目的もない人生は味気ないが、目的しかない人生もまた幸福とは言い難いだろう。

2016/02/26

[鮎屋ユンタ]

ラノベは苦手なんだけどＳＦとして面白そうだったので購入。ラジオ・トータルイクリプスはずっと聴いてるけどどんな内容なのかどんなキャラなのかさっぱり分からなかったんだよねｗｗｗ　なばちゃん（生田目ひとみさん）の役名を初めて理解したｗ　最初てんでばらばらだった仲間たちともチームワークが生まれてきたみたいだし、主人公のユウヤ君がずっと苛々しててちょっと読むのが辛かったんだけど、終盤で落ち着いてきたみたいでこれから面白くなりそう。戦闘シーンもカッコイイし。次巻以降も期待☆　しかしヴィンセント君は大人だねぇ♪

2012/04/23