内容説明
不思議な力と知恵を持つウラル子爵が率いるゴシュラムの騎士団。その中でひときわ異彩を放つレディ騎士・ジョージアは、並み居る男性より武術に優れ、時にラウルに進言するほどの知性があり、さらには眩いばかりの美貌の持ち主。ところが、周りの男性からの求愛もはねつけ、パーティの場でも男装をつらぬくその生き方には、ある過去が秘められていた―!!誰もを虜にするレディ騎士はどうして生まれたのか?そして気になる恋の行方は―!?神の眠る国を舞台にしたある騎士の物語。
著者等紹介
剛しいら[ゴウシイラ]
6月9日生。東京都出身、千葉県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こばこ
3
レディ騎士とジュードの番外編。レディ騎士に何かあるとは思っていたが、思っていたより徹底的だった。想像したらキツイなぁ。その分、レディ騎士の「勘」に説得力が出た。その境遇で自分の道を貫いたレディ騎士に拍手。ジュードが出てくると途端に場が明るくなる。振り回されているように見えて、彼は確実ににじり寄っています。ただ、不器用な妻と遊び人な夫、と同じ組み合わせなのに、レディ騎士の母が幸せになれなかったのはどうしてだろう(いや、レディ騎士とジュードが幸せになるとは決まってませんが)。そう思うと少し悲しくなりました。2014/02/13
ゆり
3
「黒の騎士と赤の淑女」って、そういうことか。と読み終えて納得。ジョージアのお話は、予想以上に良かったです。ジョージアの父や継母とも、最後にはほんのりでも心を通じ合わせられたのが、とても嬉しかった。まさかお酒で意気投合するとは…(笑)。アミンの薔薇の花のシーンも涙ぐみそうになりました。2011/03/17
kinatsu@ただいま休憩中(。_ _)。zzz..
3
シリーズの番外編。レディ騎士の話です。先に本編読み終わってから読もうかと思ったけれど、刊行順に読んで良かったかも。感情が分かりにくかった彼女だからなんだか嬉しい。なるほどと思える過去。だからラウルにこだわるのかな?そしてジュードとの関係も注目ですね~。ジュードの一言がかっこいい!2011/02/15
まろん
1
レディナイトの生い立ちの関する番外編。なぜ女性のジョージアがそこまで騎士に固執するのかと思っていたけど、納得。彼女にとって、自分は男であり、女性の立居振る舞いは「女装」になっちゃうんだな。対外的には「男」でも本人には「女」であることを教えていればもっと違った感覚になれただろうに。でも、ゴート王の下で信頼できる仲間と、自分の両方をうけいれてくれそうな男性に会えたと思えば、結果オーライなのでしょうか?俄然彼女を応援したくなりました。2015/07/26
ちゃか
1
再読。レディ騎士の物語。強くて、高潔で、一本の剣のような人ですよねぇ。そんな人の背景にはこんな事情もあります、といった感じで。 2012/10/31