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内容説明
夏休みに入り、本格的に映画を作り始めた一兎たち城戸高校映画部の面々。だが、ある日、一兎たちの暮らす町で猟奇殺人事件が発生する。それは、志甫の兄を殺した連続殺人犯―「クロスドレッサー」の仕業だった。志甫は単独で飛び出し、映画部はバラバラになってしまう。そんな中、一兎は、難病による死を目前にした少女、美玖と出会い、志甫のことを気にしつつも、どこか自分に似た翳を持つその少女に惹かれ始める―。学園異能アクション第３弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
秋庭誠
3
一気に、話の幅が広がってきた！さて、ここからどうなるんだろうか？2012/07/21
神紙
1
四神の登場や諸々新キャラ新設定ブッコミで一気に風呂敷を広げた巻。少し群像劇風味か/キャラクターのなかでテーマで区切られていったような印象。2016/01/31
Sleipnirie
1
レズセックスだらけなので、男子同士の関係が初々しく見える。部長の謎の可愛さ。 主人公と志甫もいちゃいちゃし始めてる。かわいい。 今回は映画部が本格的に自主制作を始めたさなか、部員の一人である志甫の過去に関わる事件が発生する話。ユングネタも出るよ。 倒すべき組織もはっきりしてきた。次の展開も楽しみ。 あと、デ・ニーロとアル・パチーノが共演する『ヒート』が面白いのは確か。2014/11/26
伊武
1
今巻で一気に増えましたね、同性同士の濡れ場的な絡み。今までオブラートに包んでいた分、いきなり直球的な表現が飛び交いあって、作者にようやくエンジンがかかったような感じ。1、2巻で物語の土台の箱を作り上げ、今巻から箱の中を上手く作り盛り上げようとする展開でした。各勢力が動き出し、力を持った主人公達がこの先如何なる選択をとるのか、先が気になる引きは毎度素晴らしい。何だか主人公の周囲が特殊な人ばかりなので、序盤の志甫のこと意識して悶々している日常パートの一兎は殺伐とした中でも思春期していて良かったです。2014/02/22
makarinx
1
各勢力の関係とか思惑がだんだん明かされてきているけれども、スケールがデカすぎてあんまりピンとこない。心理学的モチーフのちりばめかたもあんまり好みでない。とはいえ特につまらないわけでもないのが自分でもよくわからない。ところで睦美さんてばどんなバイトしてんですかｗ2010/11/16
