内容説明
両親の海外転勤を機に、祖母を頼り幼少の頃を過ごした季封村に帰ってきた珠紀。だが村に着くなり見たこともない化け物にいきなり襲われる!混乱し逃げようとする珠紀を謎の少年・拓磨が羽交い締めにして囁く…「そっちはだめだ」―と。世界を滅ぼす力を持つ刀『鬼斬丸』とは?玉依姫とは!?そして玉依姫を守る守護者たちとは…。珠紀の周りで宿命の輪が静かに廻りはじめる―!!守護者たちの意外(?)な一面も見られる短編『闇色の戦慄』他、お楽しみも満載。
著者等紹介
水澤なな[ミズサワナナ]
3月14日生まれ。東京都出身&在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のぞみ@道東民
6
★★★☆☆2015/11/01
桜📕のベルズ
3
アニメも放送された作品です。お姫様とその守護者のお話。守護者は個性のあるキャラクター。神様にまつわるお話やファンタジーな要素を含んでいて、日常と非日常が同時に味わえます。守護者、カッコイイ……。2019/09/08
まっこ
3
ゲームの雰囲気が感じられるので楽しくサクサク読める。ただ、表現に擬音が多かったり読んでいて引っ掛かる部分も度々あるので、気になる方には辛いかも。カッコを使っての主人公の心理描写の多さなどが自分は辛かった……。 内容自体は序盤の流れをさらった感じ。キャラ同士の掛け合いは楽しかった。絵もカズキヨネさんで、相変わらず綺麗。 緋色が好きなら買ってみてもいいかな、という本。ただこの文章に定価で払うにはちょっとキツいなあと思うので安易に勧められないかな。書き下ろしの短編は微笑ましくて楽しめた。そこは素直に良かった。2009/10/16
トヨ
2
アニメで見ていたので世界観にはすぐに馴染めた。それぞれの宿命に縛られているのは切ないけど、そこがグッと物語に引き寄せられる。個人的には拓磨ですな。2014/11/09
マイ
2
ん~、これは昔読んだ漫画を思い出す。半人前のヒロインの周りを固める色んなタイプの美形たち。ヒロインの女の子に自分を投影して読めれば面白いストーリーかもしれないが、何故か私はいつも傍らの人間に自己投影してしまうせいか、ちょっとムカつくって感じになっちゃうんだよね。自分の好きな人が他の女の子を守ってズタボロになっている!って感じかな。何だか大変な処で終わってしまったし、決して面白くなかったわけじゃないんだけど…これはもういいかな…その前にこれどうやって入手したんだっけ…?2013/06/13