内容説明
団体の分裂、フリー宣言、決定的な敗北…。数えきれない選手生命の危機にさらされながら、“野良犬”小林聡は時代に抗い、己の流儀を貫き続けた。「他人と同じことだけはしたくない!」魂を震えさせる生き様を凝縮した、独占ロング・インタビュー集。
目次
Long Interview(流浪;闘うということ;屈辱 ほか)
証言集“私が愛した小林聡”(藤原敏男(藤原ジム会長)
宮田充(全日本キックボクシング連盟・興行部長)
須田達史(トレーナー) ほか)
Column/野良犬Best Bouts(vs内田康弘;vs金沢久幸;vsテーパリット・シットクヴォンイム ほか)
愛さずにはいられない―てらかわよしこの野良犬名言劇場
野良犬ウオッチャー39人の送辞
著者等紹介
小林聡[コバヤシサトシ]
1972年3月16日、長野県長野市出身。1991年10月26日全日本キックボクシング連盟・後楽園ホール大会で公式プロデビュー。1996年所属する東京北星ジムが旗揚げに参加したニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)に主戦場を移す。1997年オランダでフリー宣言し、全日本キックに参戦。1998年藤原ジム所属となり、同ジムが所属するキック・ユニオン(K‐U)に参戦。1999年藤原ジムがフリー活動を開始。三たび全日本キックへ(その後、正式に全日本キック加盟)。2001年9月7日ムエタイの殿堂ラジャダムナン・スタジアム認定ライト級王者、テーパリット・シットクヴォンイムを4RKOで破る快挙を達成。2006年11月12日ムエタイ4冠王ジャルンチャイ・ケーサージムとの試合後に引退を表明。2007年3月9日後楽園ホールでの引退興行で前田尚紀と3分1Rの『ファイナルマッチ』を行なう。通算戦績、69戦46勝(34KO)21敗2分。獲得タイトル、全日本ライト級王座、WKA世界ムエタイ・ライト級王座、WPKC世界ムエタイ・ライト級王座、NJKFライト級王座、K‐Uライト級王座(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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