- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > ファミ通文庫
内容説明
来る薔薇色の大学生活に胸躍らせ卒業式を終えた戸丸一彦を待ち受けていたのは、黒塗りベンツとありえない展開だった!「えっ、俺の曾祖父が外人?で、とある小国の大領主さま!?」呆然とする一彦をよそに、危篤の曾祖父に会うため旅立ちの手はずは整えられ―降り立った異国の地では、さらに驚愕の現実が彼を待ち構えていた!!曾祖父の死、広島弁を喋る一つ違いの「曾祖母」、遺産相続、そして…。波瀾万丈ファンタジック・ホームコメディ開幕。
著者等紹介
佐々原史緒[ササハラシオ]
東京都世田谷区出身。広告代理店勤務中、ふとしたことで完全分業二人三脚漫画家としてデビュー。その後、漫画だけでなく、雑誌を中心に小説なども手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
5
来る薔薇色の大学生活に胸躍らせ卒業式を終えた戸丸一彦を待ち受けていたのは、黒塗りベンツとありえない展開だった!「えっ、俺の曾祖父が外人?で、とある小国の大領主さま!?」呆然とする一彦をよそに、危篤の曾祖父に会うため旅立ちの手はずは整えられ―降り立った異国の地では、さらに驚愕の現実が彼を待ち構えていた!!曾祖父の死、広島弁を喋る一つ違いの「曾祖母」、遺産相続、そして…。2007/01/18
柏葉
4
どうしてなかなか面白い。知らないうちに西欧の国の半分を遺産として引き継ぐことになった少年が、敷地内の生死問わない様々なものと交流する話。あとがきの通り「湖畔の古城・若き未亡人・洋物オバケ」が詰め込まれている。人間に限らない家族ものといった感じか。「主人公、将来どうするの」といった疑問は置いといて、種類豊富なオバケが可愛かったり楽しかったりするホームコメディ。 2012/10/13
彩灯尋
2
展開が次々とノッていき、いい意味でラノベっぽかった。ただ片仮名が苦手でどうにも目まぐるしく感じてしまった…また機会があったら落ち着いて再読したい。ポメラニアンかわいい。そうか…これといったヒロインがいないからなかなかのめり込めないのか…?これは2006年…10年程前の作品なので、筆者の比較的新しい作品も読んでみたい。2016/08/29
朝夜
1
再読。 地味に好きなシリーズ。 ヒロインはピコリーさんですよ?2013/09/15
田坂てこ
1
愉快なホームコメディです。とても読みやすく、面白い。斬新な設定が上手く活かされてますし、それぞれのキャラも魅力的です。個人的にはピコリーがお気に入り。ちょっと生意気でかわいいです。2011/01/22