- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > ファミ通文庫
内容説明
旅篭の一人娘なんかに生まれたのが運のツキよ。毎日毎日、寡黙な父さんの世話と、怪しげな闇の森からやってくる、不死人だ人狼だのバカどもの相手だなんて!おかげで十五のうら若き娘だっていうのに“戦う看板娘リュン”なんて二つ名まであんのよ!あら、お客さん、この辺には珍しい、ずいぶんと立派な騎士様じゃない?えっ?愛しの姫の呪いを解いてくれって、でもあんたそれって…。第6回「えんため大賞」優秀賞受賞のコミカルファンタジー!第6回えんため大賞優秀賞受賞作。
著者等紹介
橘柑子[タチバナコウジ]
1975年生まれ。大学を卒業後、本屋のアルバイトを経て、高校の図書館に勤務し、本に囲まれた日々を送る。『カエルと殿下と森の魔女―緑竜亭繁盛記』で『第6回えんため大賞』優秀賞を受賞し、晴れてデビューとなる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Zaebos02
1
闇の森のほとりにある「緑竜亭」。そこは美味い料理に誘われて人間はもちろん人外も訪れ、喧嘩にトラブル、何でもござれ!とかしましい繁盛店。今日もまた店内は破壊され、戦う看板娘リュンは頭を悩ます。そんな時にやってきたのは身なり整った某国の王子、その懐には一匹のヒキガエルが……、なストーリーライン。深沢美潮が先頭に立ち、90年代後半には方法論を含めて確立された「よくある」コミカル・ファンタジーな本作。2017/11/06
ナンナル
1
もっとお姫様に出番を。彼女が先に出ていればまだ面白かった。殿下では無理です。2010/08/03