内容説明
“夏の炎の竜とは?”ドラゴンランス戦争から約25年後の世界が舞台。戦争に勝利した善の勢力が安逸をむさぼり、分裂を始める中、“暗黒の女王”タキシスを奉じる闇の軍勢が勢力を盛り返し、かつてない強力な軍隊となって世界侵攻を開始する。そんな中、地図にない忘れられた小島で、神々すら恐怖する、世界創世にも関わる大事件が起こってしまう。果たして、闇の軍勢が善の勢力を駆逐していき、世界は異常気象の中、一気に滅びへと向かっていく…。そうした事態を収拾すべく、ドラゴンランス戦争の英雄達とその子供達の世代が動き出すが、事態はあまりに絶望的だった…。原著者が、前期ドラゴンランスのすべてにけりをつける完結編として描いた最大のクライマックス。