ファミ通文庫<br> 天使のベースボール

ファミ通文庫
天使のベースボール

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784757707979
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「オレの好みではないので」。お嬢様まりあをフッた慶吾は、織川グループ次期総帥の地位を捨て、プロ野球選手の道を選んだ。―そして、これが彼女の災難のはじまりだった。父親の会社は倒産!就職した高校は新設のそれも男子校!野獣の群れに投げ込まれたも同然の世間知らずのまりあは、野球部の太宰に騙され顧問と言う名の雑用係でこき使われるが―。過激でせつなくあったかい、スポ根&ラブコメ学園ドラマ。

著者等紹介

野村美月[ノムラミズキ]
福島出身。幼い頃より「物語」を作るのが好きで、作家を目指す。『赤城山卓球場に歌声は響く』で第3回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門最優秀賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

リク@ぼっち党員

7
乙女ゲーみたいな話。野村美月さんって昔はこういう作風だったんだ。ツースリーとか超懐かしいし、20年前ならではの寛容さというか、今だったらコンプライアンス的に問題になりそうな描写がバンバン出てきて時代の流れを感じた。野球というか、ボールとバットとグローブを使って遊んでるくらいの読み方が正しいと思われる。一つだけ言えるのは、コリジョンルールは偉大なルールだったんだなぁ。2022/02/17

た〜

4
BL?BLなのですかぁ!?冗談は置いておいてキャラ作りは野村美月らしい。話の展開はお気楽に徹した感じで良くも悪くも野村美月らしくない。2013/08/16

かみかみ

2
評価:★★  お嬢様な新任教師が、不良ばかりの野球部の顧問になるというお話。全体を通して、どんな風に作品が進んでいくのかという方向性、何を表現したいのかということが「卓球場」シリーズ以上によくわからなかった。素晴らしい作品を書く作家が、必ずしも最初から面白い作品を書くとは限らないということを実感しました。「文学少女」シリーズを思い出すと、作家も成長するんだなということがよくわかる。

ヒース

1
発売日に買って今頃読んだ本。お嬢様の成長物語と野球の掛け算。野球そのものはあまり重要ではなく、野球を絡めた人間関係のこじれや解消を何パターンも用意し、最後は気持ち良く終えた爽やかな物語。最初は何事も受け身だった主人公のまりあが野球を通して主体的に動くようになり、意見も言えるようになり活き活きしていくのが良かった。2021/07/02

タマサブロウ

1
ノーアウトかワンアウトのときに1塁にランナーがいる場合は、振り逃げは認められない。本文読んでいるときは、まぁ、野球は二の次なのだろうなぁっと諦めていたものが、、、あとがきをみると野球が好きそうな様子なので、ルールくらいは確認してほしかった。2012/07/12

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