ファミ通文庫 魔道士なんて損ばかり！―サウザント・メイジ〈２〉

佐々原 史緒【著】

エンターブレイン（2001/09発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 284p／高さ 15cm
• 商品コード 9784757705692
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

あたしはオニキス・ドーナ。王立連合捜査団の天才美少女魔導士。のハズなんだけど、相棒のヘッポコ「千年賢者」のせいで損ばかり！そんなある日、あたしたちに「王立連合を脱退するというリベルダード国王を籠絡せよ」というなんともはやな指令が下る。しかし、脱退は捜査団の存続にかかわる一大事。渋々アダマスと出かけたあたしだったが、そこには戦犯魔導士の卑劣な罠が！？天才魔導士＆ヘッポコ賢者の珍道中第二幕。

著者等紹介

佐々原史緒［ササハラシオ］
東京都世田谷区出身。広告代理店勤務中、ふとしたことで完全分業二人三脚漫画家としてデビュー。その後、漫画だけでなく、雑誌を中心に小説なども手掛ける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[シュエパイ]

段々、姉妹か母娘みたいな関係になってきたね、この２人。勿論、上がｵﾆｷｽで(笑) それでいて時折、千年の年月を感じさせる一言をだすのだものなぁ。『怠りの罪は、行いの罪に勝るでしょう』って、そんないい言葉の次がパンツの心配な辺りが、いっそう素敵な賢者様ですが(笑)それでも、千年も前に死んで、彷徨い続ける娘に、語り掛ける姿はやっぱりおかーさんで・・・。何回も、哀しいこともばか騒ぎも繰り返してきたのだなぁ・・・

2012/11/25

[マッキー]

面白かった！2巻になって急に話に深みが出てきた！

2009/12/05

[恵礼]

コメディパート（ややメタよりなネタもあり）があるからこそ、後半になって迫ってくるシリアスパートが引き立つ。アダマスとオニキスの関係はいいなぁ。

2013/01/18