内容説明
フリーライターを目指し、東京で暮らす東郷克巳は、ある日突然、父親に“木気の長”だと告げられる。勘当され実家のことなど関心がなかった克巳は、東郷家が五行結界を護る“戦神”の中の、“木気”の一族と知り驚く。しかも、“戦神”は“癒し神”を護る役目もあるという。あまりにも荒唐無稽な話に、すべてが信じられない克巳だが、その前に“癒し神”の長と名乗る女・琳が現れる―。
著者等紹介
桜井牧[サクライマキ]
第7回ファンタジア長編小説大賞で佳作を受賞し、『月王』でデビューする。その他の作品に『玻璃の惑星』(いずれも富士見ファンタジア文庫)がある。目下自宅にてベランダー(ベランダでガーデニングする人のことをこう呼ぶらしい)実践中
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