内容説明
銀河に鳴り響く崩壊の序曲!西暦二六四五年―UTI総統北河庚充郎の危篤により、実権を掌握しようとする北河光輝と主力艦隊を率いる聖蓮の後継者争いが激化していた。恒星連邦軍と対峙する聖蓮は、太陽系総督キースを味方に引き入れ、圧倒的優位を誇る総統親衛艦隊に対抗させる。その最中、奸雄危篤の真偽を確かめるべくUTI奥深く侵入したシオンは、両艦隊の睨み合いのただ中に飛び込んでしまう。脱出の策のため、キースと共闘するのだが、圧倒的戦力の前に窮地に陥ってしまった…。一方、恒星連邦においても、庚充郎の息がかかる連邦府副議長シュレンベルグによるクーデターが勃発。銀河にさらなる崩壊の序曲が鳴りはじめる、大人気シリーズ第四弾、ついに登場。
著者等紹介
羅門祐人[ラモンユウト]
1957年、福岡県に生まれる。1989年に小説デビュー。シム・シビライズ(仮想文明)をテーマとした作品で、支持を得ている。近作には『覇王の軍』(KKベストセラーズ)、『独立愚連艦隊』(コスミックインターナショナル)、『巨艦伝説』(学習研究社)、『星間興亡史』『星間群龍伝』など多数のシリーズがある
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