内容説明
1946年9月、大西洋上に繰り広げられた壮大な「砲撃の宴」は今、最終局面を迎えていた―独艦隊の超弩級戦艦ビスマルクらと激突した帝国海軍地中海艦隊は、その緒戦において、戦艦大和艦長・斎藤大介少将の作戦のもと戦艦大和、武蔵による前代未聞の「超水平線射撃」により、ビスマルクの目であるレーダーを破壊した。これで海戦は日本側に有利に進むと思われた。しかし、ビスマルクからの思わぬ反撃で、大和、武蔵を始めとする日本側も甚大な被害を被ってしまう。後に「海洋の悪魔」と呼ばれた斎藤少将は、この戦いに終止符を打つべく、ついに独断専行作戦を開始した!果たして勝利を掴むのは日本艦隊か!?それとも…!?超弩級戦艦激闘シリーズ、堂々の完結編。