内容説明
史料批判に基づく、史学の方法論による日本音楽史研究確立への端緒となる一書。
目次
第1部 論文編(唐代音楽史研究三題(翻訳)
唐代音樂史研究三題(原文・中国語)
『隋書』「音樂志」開皇楽議に見える「三聲並戻」の解釈をめぐって
正倉院文書紙背「琵琶譜」、いわゆる『天平琵琶譜』に関する一考察
初期雅楽寮と古代の外交―雅楽寮は漸次縮小したか ほか)
第2部 福島和夫の日本音楽史研究(日本音楽史研究と芸能史;研究史における『日本音楽史考』;雅楽の変遷―古の音色を求めて;雅楽の史料をめぐって;揩鼓に牽かれて ほか)
著者等紹介
福島和夫[フクシマカズオ]
上野学園大学日本音楽史研究所・特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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