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内容説明
平成期放送メディアの興亡を通観し、未来への示唆を探る。人類が経験したことのない大変動の最中にあって、新たな時代に対応できる変革をなしうるかどうかが、今、放送メディアに問われている。インターネットは、どのようにして、情報収集の道具から革命的な動画メディアへと変化したのか。テレビからインターネットへの転換の過程から浮かびあがる両者の特性を考察し、映像コミュニケーションの将来を展望する。
目次
第1部 テレビの爛熟とインターネットの黎明(1990年代)(平成初期におけるテレビの状況;インターネットの普及とマルチメディア;「放送革命」と双方向性への対応)
第2部 テレビとインターネットの協調と角逐(2000年代)(放送通信融合の本格化;動画共有の出現とプラットフォームの勃興;動画配信の本格化とスマートフォン革命)
第3部 テレビの退潮とインターネットの隆盛(2010年代)(地デジ化と平成期放送メディアの到達点;動画メディアの確立とグローバリズム;テレビからインターネットへの転換)
著者等紹介
辻泰明[ツジヤスアキ]
筑波大学教授。博士(情報学)。東京大学文学部フランス語フランス文学科卒。日本放送協会において、ドラマ部、ナイトジャーナル部、スペシャル番組部、教養番組部などで番組制作に従事。その後、編成局にて視聴者層拡大プロジェクトおよびモバイルコンテンツ開発、オンデマンド業務室にてインターネット配信業務を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。