続和漢古典植物名精解

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  • サイズ A5判/ページ数 1784/高さ 23cm
  • 商品コード 9784757609884
  • NDC分類 470
  • Cコード C3095

内容説明

古資料・古典文学に登場する植物ならびに薬物について、文献学的・自然科学的知見の両面からその本質に迫る。日本・中国の古典文学・古医学・本草学ほか三百点以上の一次資料を博捜し、客観的視点から各品の民俗学的・民族植物学的背景を徹底解明。『本草和名』『和名抄』に収録される500種以上の植物の漢名・異名・古和名および最新の分類学に基づく学名が対照され古典植物事典としても至便。文系、医薬系研究者から伝統医学・植物に関心のある一般人まで広く活用できる。

目次

上冊(和漢古典に登場する薬用植物・薬物;古典に登場する染色植物)
下冊(中国における「菅」と「茅」の混とんとした関係;わが国の古典に登場する「すげ」;わが国の古典に登場する「かや」;和漢古典に出現する「菅」「茅」に似て非なる植物)

著者等紹介

木下武司[キノシタタケシ]
1948年愛知県幡豆郡幡豆町(現西尾市)生まれ。1976年3月東京大学薬学系大学院博士課程修了、薬学博士授与。1976年4月東京大学薬学部助手。途中、1978年10月から1981年9月まで米国コロンビア大学医学部研究員。1988年10月帝京大学薬学部助教授。2006年4月同教授、2014年3月定年退職。専門:生薬学・薬用植物学、漢方・中国古典医学、民族植物学、和漢古典の植物の研究。所属学会:日本薬学会・日本生薬学会・米国化学会・萬葉学会・美夫君志会。日本植物園協会名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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