目次
老尼登場―無名草子のはじまり
老尼の来歴―動乱の平安時代末期を生きる
この世で最もすばらしいもの―宝物集・枕草子を超えて
源氏物語の巻々―五十四帖の成り立ち
源氏物語の作中人物―光源氏と薫
「少年の春」の行方―狭衣物語
改作への挑戦―今とりかへばやへ
失われた物語たち―海人の刈藻・末葉の露
実話ベースの歌物語―伊勢物語・大和物語
勅撰集でも辛口批評―万葉集・古今集から千載集
女が名を残すこと―私撰集と宮仕え
才女の評判と行く末―小野小町と清少納言
恋愛と歌で名をはせた母娘―和泉式部と小式部内侍
高貴な女の老い―大斎院選子
「女」から「男」へ―栄花物語・大鏡
著者等紹介
原豊二[ハラトヨジ]
天理大学教授
古〓雅義[フルセマサヨシ]
安田女子大学教授
星山健[ホシヤマケン]
関西学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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