古浄瑠璃・説経研究―近世初期芸能事情〈下巻〉近世都市芝居事情

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古浄瑠璃・説経研究―近世初期芸能事情〈下巻〉近世都市芝居事情

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  • サイズ A5判/ページ数 585p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784757609570
  • NDC分類 912.4
  • Cコード C3095

内容説明

上方・江戸の東西演劇界の幅広い交流の具体的様相や、出版書肆を巻き込んでの道頓堀興行界の戦略的な動向、それに牽引される義太夫や近松らの境涯、更にその作品定位や正本刊行事情をめぐってと、しなやかで幅広い新知見が、斯界の研究水準をまだ見ぬ高みへと導く。

目次

第1篇(金平浄瑠璃のはじまり―『きそ物かたり』の周辺;金平浄瑠璃と東西交流―丹波少掾・播磨掾・出羽掾;寛文期江戸浄瑠璃と東西書肆―襲用・改変の諸相;『清盛物語』の構想―江戸の山本九兵衛板)
第2篇(軍記読物浄瑠璃の成立―浄瑠璃と草子本;伊藤出羽掾と出羽座をめぐる人々;山本角太夫と愁嘆表現;延宝期四条河原の芝居景観―四条河原図巻詞書をめぐって)
第3篇(井上播磨掾から清水理太夫へ―「日本王代記」をめぐって;近世道頓堀芝居事情―近松・義太夫・出雲;道頓堀興行界の戦略―竹本義太夫をめぐって;「用明天王職人鑑」三段目演出をめぐって―仮屋芝居「用明天王鐘入の段」から見えるもの;大阪新田開発者の一側面―北村六右衛門の道頓堀進出)
第4篇(『滝口横笛紅葉之遊覧』とその周辺―近松存疑作試論;『鳥羽恋塚物語』初演時テキスト;難波規明太夫の一正本―『兼平』;元禄期淡路操芝居の地方興行―『芝居根元記』をめぐって;浄瑠璃本板株移譲顛末覚書―伏見屋と紙屋、加島屋)
第5篇(土佐少掾段物集と抜本―『建武軍記』を紹介しながら;佐渡七太夫と武蔵権太夫―説経段物集を紹介しながら)
付篇(元禄上方歌舞伎界の交流―『日本女護島』からみえるもの;享保五年京都二の替り狂言本―自笑と其磧)

著者等紹介

阪口弘之[サカグチヒロユキ]
1943年滋賀県生まれ。大阪市立大学・神戸女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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