研究叢書<br> 王朝漢詩叢攷

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王朝漢詩叢攷

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  • サイズ A5判/ページ数 294p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784757609150
  • NDC分類 919.3
  • Cコード C3395

内容説明

和漢比較文学研究の基本的論集。勅撰漢詩集の成立をめぐる論、『菅家文草』の本文の誤写を指摘し、道真漢詩の解釈に新たな三論、書の「三蹟」と漢詩世界との関わり、見過ごされてきた『屏風土代』などの表現を解読する二論、『本朝無題詩』『中右記部類紙背漢詩』と『白氏文集』の関係を明らかにする二論、漢詩の多様な飲酒詠の表現世界の特質を論じ、白詩と比較対照する二論を収録。また、王朝漢詩と海外をめぐる二論では、朝鮮半島や宋朝との関係から東アジア世界の交流に注目し、「筧」をめぐる漢詩と和歌の表現の相違に視点を当て、近代詩歌(若山牧水・高村光太郎)と漢詩の関係の論を所収。

目次

嵯峨帝と漢詩人達
『菅家文草』をめぐって―菅原道真没後一一〇〇年に向けて
菅原道真の漢詩解釈臆説―交遊詩をめぐって
『菅家文草』断章―漢詩の本文と解釈をめぐる覚書
宮廷文学と書―「三蹟」と詩人をめぐる箚記
『屏風土代』を読む―大江朝綱の漢詩をめぐって
『本朝無題詩』と白詩
院政期漢詩と白詩をめぐる箚記
王朝漢詩の飲酒詠管見―語彙・故事をめぐる覚書として
白居易の飲酒詩と平安朝漢詩
漢詩とその背景―北東アジア史の一齣から
王朝漢詩と海彼―東アジアの漢詩をめぐる憶説
筧“かけひ”の見える風景―漢詩と和歌と
日本文学と中国古典漢詩をめぐる断章

著者等紹介

本間洋一[ホンマヨウイチ]
1952年、新潟県生。1975年、早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。1981年、中央大学大学院文学研究科国文学専攻博士後期課程中退。博士(文学)。同志社女子大学名誉教授。専攻は日本漢文学・和漢比較文学・書道文化史・書表現(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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