司馬さん、みつけました。

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司馬さん、みつけました。

  • 山野 博史【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
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  • サイズ 46判/ページ数 204p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757608740
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C1395

出版社内容情報

司馬遼太郎の既刊本未収録の文業に、知友や仕事をめぐる逸話を交え、その風貌姿勢の一端を軽妙に再現する異色の司馬遼太郎追想記。既刊本未収録の文業に、知友や仕事をめぐる逸話を交え、その風貌姿勢の一端を軽妙に再現する異色の司馬遼太郎追想記。

昔も今も、運と勘だけをたよりに、節度を守り、誠意を貫き、司馬遼太郎さんから賜ったあまたの恩義に報いるのをおのれの責務とする、私一個の書誌探索の作法を堅持したにすぎませんが、正正堂堂以外に気持のよい筆法などありえないと信じて、精進を重ねてきたつもりです。(「あとがき」より)

司馬さん、みつけました。
 主人公の名は電話帳から
 「原作者のことば」完全版
 竜馬と全学連の架空会見
 生涯一書生が語る「書斎」 
 「同学福田定一」の心映え
 たった一度の交通事故
 上方喜劇への関心と共感
 隣国の友を敬愛する証し
 健筆支えた独自の健康法
 最初の著作は義侠心から
 田中清右衛門と馬の話
 大事を語る『殉死』余話
 揺るがなかった鑑識眼
 酒にまつわる珍談と染筆
 「好きな女性」を問われて
 古き良き友との筆くらべ
 自作映像化で泣き笑い
 海音寺作品評の最終便
 「あとがき」を愛すべし
 Fu氏の書評一本勝負
 わんぱく時代を追憶すれば
 作品としてのとむらいの辞
 文士もグラビアも華やいで
 歴史ではなく人間を書く
 受賞年は作品花ざかり
 今東光との奇縁あればこそ
 小説と芝居は別物ですから
 旅の筆ごよみ総ざらえ
 書きたいことは何度でも
 すいせん文オンパレード
 司馬版「城崎にて」
 持ちつ持たれつ同行ふたり
 読んで学んで旅して書いて
司馬遼太郎短篇筆暦(ふでごよみ)
 (一)作家 司馬遼太郎誕生のころ
 (二)直木賞を受賞するまで
 (三)『梟の城』で直木賞受賞のころ
 (四)『風神の門』連載中のころ
 (五)『竜馬がゆく』連載開始直前のころ
 (六)『竜馬がゆく』連載開始のころ
 (七)『燃えよ剣』連載中のころ
 (八)『国盗り物語』連載開始のころ
 (九)『功名が辻』連載中のころ
 (十)『義経』連載中のころ
 (十一)『坂の上の雲』連載中のころ
 (十二)『坂の上の雲』『空海の風景』のころ
司馬さんの風景
 『街道をゆく』の旅立ちまで
 三島由紀夫との淡い交流
 明石海峡往来に胸躍らせる
 『韃靼疾風録』のための助走路
 碩学の学風讃歌
司馬遼太郎
あとがき

山野博史[ヤマノヒロシ]
著・文・その他

内容説明

既刊本未収録の文業に、知友や仕事をめぐる逸話を交え、その風貌姿勢の一端を軽妙に再現する異色の司馬遼太郎追想記。

目次

司馬さん、みつけました。(主人公の名は電話帳から;「原作者のことば」完全版;竜馬と全学連の架空会見 ほか)
司馬遼太郎短篇筆暦(作家司馬遼太郎誕生のころ;直木賞を受賞するまで;『梟の城』で直木賞受賞のころ ほか)
司馬さんの風景(『街道をゆく』の旅立ちまで;三島由紀夫との淡い交流;明石海峡往来に胸躍らせる ほか)
司馬遼太郎

著者等紹介

山野博史[ヤマノヒロシ]
昭和21年和歌山市生れ。京都大学法学部卒業。同大学院法学研究科博士課程所定単位修得後退学。関西大学法学部専任講師、助教授、教授を経て、名誉教授。専攻は日本政治史、書誌学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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おさむ

35
司馬遼太郎さんの雑文を探し出すマニアがまとめた1冊。題名の通り、古今東西の新聞や雑誌、文芸誌、芝居のパンフレットまで丹念に調べて、司馬さんの文章を探し出した情熱に感心します。追悼文や対談、アンケートへの質問、推薦文や巻頭文、あとがきなどなど、小文の中にも司馬さんらしさがにじみ出るのが巨匠の証拠でしょう。坂本龍馬になりきって全学連などを批判している一文が、とても印象的でした。2018/06/15

田中峰和

5
職業的使命感が強すぎたのか、欲求の薄い人だった。何度も結婚し愛人を作る作家や、美食に溺れる文豪も多い。だが司馬遼太郎は違う。妻一筋の愛妻家で、食欲にも淡白。雑誌に掲載された食事法もユニークなものだ。妻に勧められた青汁とビタミン剤、ご飯は一日一膳程度。満腹感が頭脳の働きを抑制するというのは、その通りなのだろう。多忙なときは、昼飯を抜き、仕事をしながらのミルクセーキ。まさに機能食、濃い牛乳1合に生卵弐つを入れてかき回せただけ。ロッキーのようにストイックな日常が思い浮かぶ。できればもう少し長生きしてほしかった。2018/08/09

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