読解のための古典文法教室 - 大学生・古典愛好家へ贈る

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  • サイズ A5判/ページ数 262p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784757608573
  • NDC分類 815
  • Cコード C1081

出版社内容情報

286の例題と解説で学ぶ、大学生・古典愛好家のための教科書。目の付け所が分かる30講で自主学習対応、別冊例題文現代語訳付。286の例題と解説で学ぶ、大学生・古典愛好家のための古典文法の教科書。目の付け所が分かる30講で現代語と対照した古典文法のしくみと、古典文を正確に読解するための解釈文法を学ぶことができる。自主学習対応、別冊例題文現代語訳付(36頁)。

はしがき
古典文の用例について

第1講 古典文法への誘い  
第2講 動詞(1)
 2.1 動詞の活用/2.2 動詞化
第3講 動詞(2)
 3.1 動詞の音便/3.2 動詞の自他/3.3 動詞の格支配
第4講 動詞(3)
 4.1 代動詞/4.2 ダイクシス動詞/4.3 動詞の意志性/4.4 複合動詞
第5講 受身・自発・可能
 5.1 ヴォイス/5.2 受身/5.3 自発・可能
第6講 使役・助動詞の分類
 6.1 使役/6.2 助動詞の分類
第7講 名詞述語文・「あり」の解釈・喚体句
 7.1 名詞述語文/7.2 代用形式「あり」の解釈/7.3 喚体句
第8講 否定
第9講 時制(1)
 9.1テンス・アスペクト/9.2き・けり
第10講 時制(2)
 10.1 つ・ぬ/10.2 り・たり
第11講 時制(3)・推量(1) 
 11.1 局面動詞/11.2 結果キャンセル表現/11.3 現在/11.4 法助動詞 /11.5 らし
第12講 推量(2)
 12.1 べし/ 12.2 なり/12.3 めり
第13講 推量(3)
 13.1 推量の助動詞/13.2 む/13.3 らむ/13.4 けむ/13.5つらむ・ぬらむ・やらむ
第14講 反実仮想・意志・勧誘
 14.1 反実仮想/14.2 意志/14.3 勧誘・行為要求表現/14.4 禁止
第15講 希望・疑問
 15.1 希望表現/15.2 疑問表現
第16講 形容詞
第17講 連用修飾・形容動詞・副詞
 17.1 連用修飾/17.2 形容動詞/17.3 副詞
第18講 連体修飾
第19講 準体句
 19.1 準体句/19.2 同格構文/19.3 「の」助詞非表示の同格構文/19.4 特殊な準体句/19.5 ク語法
第20講 格助詞
 20.1 主格・目的格の格助詞の非表示/20.2 の・が・を/20.3 に・にて/20.4 と/20.5 より・から/20.6 格の代換/20.7 副助詞・係助詞による格の内包
第21講 名詞の諸問題
 21.1 無助詞名詞/21.2 様々な名詞/21.3 句の名詞への圧縮/21.4 複数表示/21.5 名詞の並立/21.6 数詞
第22講 副助詞 
 22.1 副助詞/22.2 のみ・ばかり・まで/22.3 だに・すら・さへ/22.4 し・しも
第23講 係り結び
第24講 複文(1)
 24.1 条件表現/24.2 接続表現(1)
第25講 複文(2)・内容補充・移り詞
 25.1 接続表現(2)/25.2 ミ語法/25.3 終止形・連体形による文の中止/25.4 内容補充(準引用)/25.5 移り詞
第26講 挿入句・係り受け
 26.1 挿入句/26.2 提示句/26.3 成分の句化/26.4 係り受け
第27講 敬語(1)
 27.1 敬語のしくみ/27.2 主語尊敬語/27.3 尊敬の「る/らる」
第28講 敬語(2)
 28.1 補語尊敬語/28.2 敬意の対象/28.3 自卑敬語
第29講 修辞的表現
 29.1 比喩表現/29.2 物の見方に関する表現/29.3 名辞変更/29.4 カテゴリー変様/29.5 情報操作
第30講 和歌の表現技法 
 30.1 枕詞・序詞/30.2 掛詞/30.3 連立・反復の技法/30.4 縁語/30.5 歌枕

引用文献

別冊 例題文現代語訳

小田勝[オダマサル]
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

(haro-n)

83
とても勉強になりました。助動詞の細かい使い分けは知らないものも結構ありました。特に気になって記憶に残っているものは、まず「べし」の意味。理解が深まりました。生徒から「べし」の訳し分けをよく質問されるため、今までより体系的に説明できそうです。また、「関係規定性」の敬語や自卑敬語について学べたことも大収穫でした。「関係規定性」の敬語については、主客の見極めの手懸かりになりそうです。今回学んだこと以外に読み落とした文法については、再読してノートをとりたいです。通勤電車で読み進めて2ヶ月近くかかってしまいましたw2018/10/05

ユーユーテイン

10
古文作品を、一文、一語、一字にこだわって読んでいては大量に読むことはできない。しかし、本書にある286題の演習に取り組みながら、助詞や助動詞、修辞技巧などに気をつけて読んでいくと、書き手の思い、状況、文脈、感性、社会…様々なものが細部に宿っていることに気づく。多くの例文に触れて古典文学、古典の世界を楽しむとともに、多くの研究者が膨大な時間をかけて解き明かしていった古典文法の世界を味わうことができた。本当は1ヶ月で読了する予定だったのに、途中中断した期間があり、3ヶ月かかってしまったが、読めて良かった。2024/08/25

紫草

10
「源氏物語」を読みたいけれど、読もうとしたら全然読めなかったので、まずこれを。大学の先生が大学生(と古典愛好家)のために書いた本なので、高校までに習ったのとは比較にならないほど細かいです。研究者というのは、なんと徹底的に細かく調べて分析するんだなあと感心しました。文法って、退屈だけど(受験に)必要だから仕方なく覚えるというものだったけど、ちゃんと勉強してわかったらおもしろい。「おお!」というのがたくさん。でも残念ながら読んだ端から忘れていくので、源氏を読むためにはあと5回位はこの本読まなくちゃいけなそう。2020/04/18

ダヴィ

2
★9.5 第1講から興味深く読めた。高校のときにこの本のレベルまではいかなくとも、英語や現代日本語と対照して「考える」文法の授業があったら、古典はもう少し面白くなると思う。もう一度読み返したい。2023/04/25

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