人文学のフロンティア大阪市立大学人文選書<br> ヒュームの人と思想―宗教と哲学の間で

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人文学のフロンティア大阪市立大学人文選書
ヒュームの人と思想―宗教と哲学の間で

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  • サイズ B6判/ページ数 161p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757607910
  • NDC分類 133.3
  • Cコード C0310

内容説明

本書は、18世紀のイギリスを代表する哲学者であるデイヴィッド・ヒュームの思想を読み解こうとする試みである。第一部は、ヒューム哲学を醸成した三つの都市、パリ、ロンドン、エディンバラの情景を交えつつ、ヒューム思想の時代背景を跡づける。第二部は、ヒュームの主著と目される『人間本性論』を取り上げ、ヒューム哲学の基礎を成す「知性論」の読み方について論じる。第三部と第四部は、ヒュームの宗教哲学を取り上げる。ヒュームは宗教と哲学の間で自らの論理を徹頭徹尾追求した。第三部では、当時最も物議を醸したヒュームの奇蹟論が論じられ、第四部は、神の存在証明の一つである計画性からの論証に関するヒュームの議論とその哲学的意義を考察する。

目次

第1部 哲学三都物語―ヒュームとパリ、ロンドン、エディンバラ(スコットランド啓蒙;北のアテネ 一七一一‐三七 ほか)
第2部 ヒュームの読み方―ヒュームの因果論と懐疑論(ヒュームのレッテル;ヒュームの「観念説」と人間の自然本性 ほか)
第3部 奇蹟と蓋然性―ヒュームの宗教哲学(一)(ヒュームと宗教;奇蹟論の背景 ほか)
第4部 真なる宗教と偽なる宗教―ヒュームの宗教哲学(二)(宗教的仮説―『知性研究』第一一節;人間本性における宗教の起源―『自然史』 ほか)

著者等紹介

中才敏郎[ナカサイトシロウ]
1948年生まれ。大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在、大阪市立大学名誉教授。専攻は哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ポカホンタス

2
ヒュームのことを知りたくて読んだ。新書サイズで読みやすそうだったが、中の文章は結構硬くて読むのに苦労した。それでも、ヒューム哲学のエッセンスはすっきりと書き出してくれていたので大変参考になった。2016/07/17

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