目次
シ「風」とイ「息」
上代のイカシの活用の種類
正倉院文書請暇解の訓読語と字音語
クロモジ(釣樟)の語源―地方名を利用した語源研究
連体助詞を伴う名詞被覆形による複合名詞の変化
ク活用形容詞とシク活用形容詞の量的性格と語構成
源氏物語の「へだつ」と「心置く」―心理的関係構築の基底
「もの‐」小考―「ものくるほし」の「もの」とは何か
白き狗ノ行ト哭ク―『色葉字類抄』重点部と漢語オノマトペの一斑
改編本類聚名義抄における「東人云」について(上)―新撰字鏡との関係を中心に
仮名の語史―仮字・仮名・真仮名・女手など
近世節用集の典型形成期
「肩がこる」
『「英国」龍動新繁昌記』の漢語をめぐって
森鴎外「舞姫」の漢語―「温習」について
『西洋家作雛形』の資料性