内容説明
日韓両国の文学に精通した著者が、藤村小説の解釈に新しい視点を提供する。
目次
『うたたね』創作の基底
『うたたね』の構造と意味
『老嬢』のアンビバレンツ的性格
「家」の空間―島崎藤村の『家』を中心に
『夜明け前』と近代
『巡礼』のナショナリズム的解釈の可能性
島崎藤村の『破戒』と黄順元の『日月』との比較研究―疎外の様相を中心に
島崎藤村の『家』と廉想渉の『三代』との比較研究
著者等紹介
金貞恵[キムジョンヘ]
1950年日本国岐阜県多治見市生。1969年金城学院高等学校(日本国名古屋市)卒業。1977年国立釜山大学校国語国文科卒業。1984年啓明大学校大学院日語日文学科(文学碩士)。2001年漢陽大学校大学院日語日文学科(文学博士)。現在、釜山外国語大学校コミュニケーション日本語学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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