目次
1 文化言語学の構想(文化言語学について;文化言語学覚書;文化言語学の特色と実践プロセス)
2 文化言語学の理論(文化言語学の基本的な立場;生活語彙と地域文化;生活語彙の比較研究の方法;方言性向語彙の共時的研究の枠組み;「認識言語」と環境)
3 文化言語学の実践(漁民の「風」の世界観―広島市豊田郡豊町大長の場合;アユノカゼの文化誌―漁民の「風」の世界観;風の方言から見た漁業社会―風位語彙による考察)
4 文化言語学の周辺(言葉の機能―そのパースペクティブ;(書評)柴田武著『語彙論の方法』
広島県方言の性向語彙資料)
著者等紹介
室山敏昭[ムロヤマトシアキ]
昭和11年鳥取県倉吉市生まれ。昭和39年広島大学大学院文学研究科博士課程を単位取得の上、退学。広島大学名誉教授。東広島市在住
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