内容説明
西鶴はどのようにしてあれほど多くの句を速く作ることができたのか？矢数俳諧を改めて問い直す。
目次
序章 矢数俳諧の評価など
第１章 矢数俳諧と通し矢（京都三十三間堂通し矢概史；通し矢と矢数俳諧の時代的関連性 ほか）
第２章 西鶴矢数俳諧の作品について（季題の選択とその配置；付合の様相 ほか）
第３章 興行の様態をめぐって（「日付木」小考；矢数俳諧の演劇性）
著者等紹介
大野鵠士［オオノコクシ］
昭和２５年（１９５０）岐阜県生まれ。昭和４８年信州大学人文学部卒業。平成１０年まで岐阜県立高校教員。岐阜女子大学大学院文学研究科修士課程修了。岐阜県連句協会理事長。美濃派獅子門道統補佐
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