懐徳堂ライブラリー
中国四大奇書の世界―『西遊記』『三国志演義』『水滸伝』『金瓶梅』を語る

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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784757601840
  • NDC分類 923.5
  • Cコード C0398

内容説明

『西遊記』『三国志演義』『水滸伝』『金瓶梅』、これら四つの物語は、中国はもとより、東アジア全域にわたって古くから親しまれ、その影響力は、今日もなお衰えることなく保持されている。本書は、底知れぬ魅力と可能性を秘めた「中国四大奇書」の多彩な世界を、第一線にあって活躍する中国文学研究者が、最新の研究成果を踏まえて、さまざまな角度から解き明かそうとするものである。平成十一年度の懐徳堂秋季講座での同テーマの講演にもとづく論集。

目次

『西遊記』の魅力
三国志物語の変容
英雄たちの栄光と悲惨―水滸伝の世界
『金瓶梅』の世界
もう一つの『金瓶梅』論
舞台の上の英雄たち―演劇と小説

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おとや

2
四大奇書を紹介する本かと思って読みはじめたら、四大奇書それぞれの専門家による論文が集められた本だった。西遊記1、三国志1、水滸伝1、金瓶梅2、中国古典演劇1という本数。基本的にそれぞれの話のおおまかな筋は予め知っておいたほうが面白く読める。三国志は平話から演技に至る過程で「義」の要素が薄められたという話が面白かった。また、金瓶梅はどちらの論文も非常に力作で、原書を未読なのがもったいなく感じられるくらいだった。金瓶梅読もう。2014/12/03

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