内容説明
小熊秀雄や新井徹らと共に雑誌「詩精神」「詩人」で活躍した鈴木泰治。ナルプ解体後の「敗北の季節」に「プロレタリア文学以外に傾倒して悔ひない文学はあり得ない」と決意。日中戦争が始まって半年後、26歳で戦死した詩人の初の作品集。
目次
1 鈴木泰治作品集成(詩作品篇;小説作品篇;評論・随想作品篇;未発表原稿(「魚群」「山にある田で」を含む)篇)
2 作品解題
3 (解説)鈴木泰治とその時代(誕生から富田中学校卒業まで;大阪外国語学校入学から検挙退学まで;ナルプ大阪支部員から「詩精神」同人まで;死に至るまで)
4 年譜
5 参考資料
著者等紹介
尾西康充[オニシヤスミツ]
1967年1月19日、兵庫県神戸市生まれ。広島大学大学院教育学研究科博士課程後期修了。博士(学術)取得。広島大学教育学部助手、三重大学人文学部専任講師を経て、現在、三重大学人文学部助教授
岡村洋子[オカムラヨウコ]
1968年11月1日、三重県津市生まれ。京都外国語大学外国語学部ドイツ語学科、三重大学人文学部文化学科を卒業。現在、亨栄学園鈴鹿高等学校教諭
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