目次
上巻(総括と出自考;年譜考証―寛永六年末まで;書誌と考説と―年譜風に)
下巻(徳元短冊鑑賞など;その周辺について;作品抄;伝記研究資料;影印)
著者等紹介
安藤武彦[アンドウタケヒコ]
昭和8年11月19日、吹田市西泉町に生まれ。静浦小学校を卒業。32年3月、法政大学文学部日本文学科を卒業。在学中は近藤忠義先生のゼミに出席し一貫して西鶴研究、神田古書店街へも足繁く通った。卒業後は岐阜県立高校国語科教員として二十一年間勤務し、かたわら岐阜市出身の斎藤徳元伝を中心に俳諧史の研究に励んだ。それは梟雄道三の外曾孫で戦国乱世を生きぬいた俳諧師徳元の生きざまに共感したがゆえである。54年4月、園田学園女子大学文学部国文学科助教授。62年、教授。平成6年、国際文化学部教授。12年に退職。現在、京都外国語大学非常勤講師。岩波書店刊『日本古典文学大辞典』に数項目担当執筆を始め論考は百余篇。俳文学会々員・日本近世文学会々員
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